Story 13 ページ14
Iwamoto side
Aちゃんと別れたあと、事務所の前に戻ったら阿部が待っていた。
阿部｢…照おかえり……さっきの子とやっぱり何かあるんでしょ？｣
岩本｢…ちゃんと話すよ。だから今日この後飯いこう。｣
阿部｢分かった。｣
その後、俺の運転する車に阿部も乗せて2人でご飯を食べに行った。
そして、そこで俺は彼女と会ったきっかけから全てを阿部に話した。
阿部｢へぇ〜…ファンの子なんだ…｣
岩本｢…うん。｣
阿部｢…その子と会うの何回目なの？｣
岩本｢今日で3回目。まさか本当に今日会えるとは思ってなかったけど…｣
阿部｢連絡先とかは？交換とかしてるの？｣
岩本｢いや、全く。本当に偶然遭遇してるだけで…｣
阿部｢そんな偶然3回も会うことある…？ほんとにその子追っかけじゃないんだよね…？｣
岩本｢…追っかけじゃないって2回目会った時にはっきり言われたんだ…俺はあの子を信じたい。｣
阿部｢…まぁ、照がそういうなら俺も照を信じるよ。｣
阿部はなんとか俺の言うことを信じてくれたけど、色々質問攻めにあった。
阿部｢その、Aちゃんって子ってどんな子なの？可愛い？｣
岩本｢…阿部ってそういうのに興味あったっけ？｣
阿部｢いや、単純にどんな子なのかなぁって思っただけ！ねぇ、どんな子なの？｣
岩本｢まぁ…仕事に一生懸命で、凄い謙虚で、背が小さくて…｣
阿部｢へぇ〜…会ってまだ3回目なのに色んな所知ってるんだね、照。｣
岩本｢まぁな笑｣
阿部｢まぁ、だけど忘れないで欲しいのはアイドルとファンの関係って事だけね？｣
岩本｢…分かってる。あんまり関わりすぎないようにしないといけないよな。｣
阿部｢うん、それこそ週刊誌なんかに撮られたら…｣
岩本｢分かってる…｣
彼女と関わるのはいいけれど、やっぱりその関わり方がなかなか難しい。
だけど、何故か分からないけれど彼女の事を考えると俺も仕事を頑張ろうと気がついたら自然とそう思うようになっていた。
……なんだろう、この気持ちは。
彼女を見る度に胸が苦しくなるというか…また会いたいと思ってしまう俺がそこには居た。
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紀美ちゃん - 初めまして，作品を読ませて頂いてます。初めて読む事ができ、書く方に対してどんなストーリーが気になり，読む楽しみしてます．また次回も，来月も楽しく書いてくれたら嬉しいです。絶対読ませていただきます。 (2022年10月12日 10時) (
レス) @page48 id: 6732d212f2 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - きゅんきゅんしました！完結おめでとうございます♪ (2022年8月20日 13時) (レス) @page47 id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち - お疲れ様でした。無事に恋人になれてよかったです。続編も楽しみです。 (2022年8月11日 1時) (レス) @page47 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - お疲れ様でした！すごく素敵な作品に出会えて幸せです！ (2022年8月10日 21時) (レス) @page47 id: 5fc2fdf269 (このIDを非表示/違反報告)
Mochi(プロフ) - あっぷるぱい。さん» コメントありがとうございます。素敵な作品と言って頂けて大変光栄です。続編の短編集も現在作成中ですので、そちらも楽しみにいて頂けると嬉しいです。これからも皆様に楽しんで頂けるお話作成頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。 (2022年8月10日 19時) (レス) id: c3136e4c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mochi | 作成日時：2022年7月28日 19時
