47話 ページ6
ーー観客席サイドーー
ユーゴ「なぁ、Aの様子おかしくねぇか！？」
ユート「まさか…昨日の！？」
遊矢「でも、この試合を中止するには…」
遊矢はVIP席で観戦している赤馬零児に視線を向ける。
赤馬は涼しい顔で、デュエルを見守っている。
ユーゴ「あの野郎！！」
柚子「あれ？A、元の位置に戻って行くわ」
遊矢「え？」
遊矢達がフィールドに視線を戻すと、ユウキの元から、Aは離れて定位置に戻っていた。
今まで妹の所に駆けつけては、その場で相手の理不尽な攻撃を庇っていたというのに…
セレナ「何かあったか…？」
ユーリ「あったのかもね…でも、なんか今のAって…」
ーー観客席サイド終了ーー
八切「おいおい、いいのかよー？妹ちゃんそのままにしてて」
A「…………」
切崎「もうすぐくたばるから見捨てたってか？」
八切と切崎は笑う。
しかし、彼女は一言も答えないし、動かない。
八切「さっさとしろよ！お前のターンだ！！」
八切が怒鳴る。
そして彼女は俯きながらやっと反応した。
A「…………す」
八切・切崎「「は？」」
デッキに指を添え、ドローをする構えで彼女は顔を上げ、目の前に立つ八切と切崎をその目で捉えた。
A「貴様らまとめてぶっ潰してやる」
冷たく、静かに怒りを灯したその目に睨まれ、2人は一瞬だけ悪寒を感じた。
目の前に立つAが別人のように見えてもいた。
A「"俺"のターン、ドロー」
引いたカードを見た彼女は、2人に小さく笑いかける。
2人はその笑みに背筋が凍るのを感じた。
なぜか。
それは彼女の目が語りかけていたからだ。
「貴様らを完膚なきまでぶっ潰せるカードが来た。
妹が受けた倍の倍の倍の痛みと苦しみを味わうがいい」
と。彼女の目はそれを伝えていた。
続く (更新停止中)
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フレイ(プロフ) - オワタさん» なんでしょうかね？？(・ω-｀；)よく分かりませんが、バグなのかもしれないです(￣∀￣；) (2016年10月8日 23時) (
レス) id: f638cd6f6f (このIDを非表示/違反報告)
オワタ - バグ、みたいなものですか？ (2016年10月8日 23時) (レス) id: 8f905062d1 (このIDを非表示/違反報告)
フレイ(プロフ) - オワタさん» おそらく、この作品の前のものかと思うのですが…若干分かりづらいかったかもしれません( ﾟωﾟ；) (2016年9月4日 21時) (レス) id: f638cd6f6f (このIDを非表示/違反報告)
オワタ - もう一個同じ題名のがありますよね。あれはなんですか？ (2016年9月4日 21時) (レス) id: 8f905062d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フレイ | 作成日時：2016年5月29日 22時
