44話 ページ3
そして時間はあっという間に過ぎ去り、試合当日。
ーー試合会場ーー
会場には例のごとく多勢の観客が座っていた。ざわざわとその時を待っている。
A「じゃ、行ってくる」
ユウキ「行って参ります!!」
2人は揃ってフィールドに向かった。
今日の決闘は赤馬零児からの申し出で、タッグデュエルとなっていた。
遊矢「なんでわざわざタッグデュエルなんだろう?」
ユーリ「赤馬零児のことだから、なにかあるのかもね」
遊矢達はあの時と同じメンバーで観戦することになっていた。
沢渡「なぁ、今日の2人の相手、またLDSか?」
真澄「さぁね。そこまでは私達も知らないわ」
ユート「だとすると、今回の決闘、まずいんじゃないか?」
遊矢「どういうことだよユート?」
ユート「先週の決闘で、2人のデッキは公にされている。つまり、今回の相手は…2人の弱点を突いた決闘者の可能性がある」
柚子「じゃ、じゃあ…今日の決闘は…」
ユート「あくまで可能性だ。確信するのはまだ早い」
ユーゴ「おっ?そろそろ始まるみたいだぜ!」
ユーゴの声で、全員がフィールドに視線を移した。
ニコ「さぁ!皆様お待たせしましたぁあ!!レオ・コーポレーションによる第2回目となる特別試合!!タッグデュエル!!
今回の対戦カードは〜〜!?
この2組!!」
会場のモニターに映し出される4人の決闘者。
その中の2人に観客が歓声を上げた。
ニコ「まずはこの1組!!先週の特別試合では無所属無名の決闘者でしたが、その実力は予想以上!!
黒崎A&黒崎ユウキ選手!!」
2人がフィールドに登場すると、一層観客の歓声が大きくなった。
あの時の決闘が影響しているのが目に見える。
ニコ「そして対するもう1組は!梁山泊塾所属!!
八切京魔&切崎九郎選手!!」
遊矢「梁山泊!?」
柚子「そんな!?」
ユーゴ「どうしたんだよ?なんかあんのかその塾?」
北斗「あるに決まってるだろ!梁山泊は、前に刃を…」
刃「決闘中に対戦相手を、ボコボコにするような連中だ!」
ユーゴ「なにぃ!?」
黒咲「赤馬零児め…どういうつもりなんだ!」
遊矢達は動揺しているも、試合の進行は止まらない。
ニコ「ルールはタッグデュエル!そして、対戦相手二人両者のライフをゼロにした方が勝者となります!!
では、早速始めましょう!!!」
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フレイ(プロフ) - オワタさん» なんでしょうかね??(・ω-`;)よく分かりませんが、バグなのかもしれないです( ̄∀ ̄;) (2016年10月8日 23時) (レス) id: f638cd6f6f (このIDを非表示/違反報告)
オワタ - バグ、みたいなものですか? (2016年10月8日 23時) (レス) id: 8f905062d1 (このIDを非表示/違反報告)
フレイ(プロフ) - オワタさん» おそらく、この作品の前のものかと思うのですが…若干分かりづらいかったかもしれません( ゚ω゚;) (2016年9月4日 21時) (レス) id: f638cd6f6f (このIDを非表示/違反報告)
オワタ - もう一個同じ題名のがありますよね。あれはなんですか? (2016年9月4日 21時) (レス) id: 8f905062d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フレイ | 作成日時:2016年5月29日 22時