14話:却下 ページ16
哀の言葉に、その場の全員の目つきが鋭くなり、一気に空気が張り詰めた。
おそ松達6人とA達4人の視線が交わる。
そして、全員が武器を取り出すような構えをする_________
貴「却下★」
_________ことはなかった。
哀「だよね〜。断る?」
蓮「一応内容だけ見せてみろ」
哀が蓮に携帯を渡す。
蓮「却下だ」
一瞬だけ見て、蓮は哀に携帯を返した。
おそ松「いいの?依頼断っちゃって」
蓮「ああ。それに、Aが却下と言った時点で、決まっていたもの同然だからな」
チョロ松「え?依頼って、Aちゃん基準なの!?」
蓮「そうだな」
貴「え〜?そうだったの?知らなかったわー」
チョロ松「知らなかったのぉ!?」
カラ松「なぜ、Aが基準なんだ?」
蓮「こいつが一番狂ってるから」
カラ松「…?」
チョロ松「いや!答えになってないから!!」
貴「"面白さ"だよ!」
チョロ松「逆に意味分かんないんだけど!?」
チョロ松がツッコミすぎてゼエゼエと息を荒くする。
一松「どういうこと…?」
貴「だから、面白さだって!ターゲットによって、殺すまでの面白さがあるじゃん?それで決めてんのよ!私は」
Aは至極当然、こういうやり方だと言うような手振りで言った。
おそ松「つまり、スリルってこと?」
貴「そういうこと♪」
トド松「ねぇ哀ちゃん、その依頼の報酬は?」
哀「ん?えーとね〜」
哀が画面をささっと確認する。
哀「報酬は…1000万」
お・カ・チ・一・十・ト「「「「「「1000万!?!?!?」」」」」」
おそ松達が驚愕する。
蓮「安いな」
翔「安いね〜」
貴「アッハ、1億はいるでしょ普通」
チョロ松「いやいや、金銭感覚おかしいでしょ!?」
貴「えー?松野ファミリーが1000万とか、安いでしょ」
おそ松「そっち!?」
貴「そこに雇われてるってのに。ホント空気読めない依頼だね?誰からなの?」
哀「えーと、藤岡ファミリーだって」
カラ松「藤岡?それは確か…」
トド松「前、倒した所じゃ…」
哀「らしいね〜でも、今はそこの生き残りが波川組って所と同盟組んで力つけたらしいよ〜」
おそ松「いや、ちょっと待って、その依頼受けようよ」
お以外全員「「「「「はぁ?」」」」」
おそ松「いいこと思いついちゃった☆」
おそ松は、これから面白いが始まるかのように笑い、その場の全員に、自分の考えを述べたのだった。
68人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
?___ニャチャ??*????(プロフ) - もう!最高!!!!!!!!!!!!!!!ちょー!最高!!!!!!!!!!!!!!!天才!!!!!!!!!!!!!!! (2017年11月29日 22時) (レス) id: b942457534 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂もLOVEである - くーぜんぜつごのしょーせつですね!頑張って下さいね! (2017年5月8日 2時) (レス) id: 11e62987fd (このIDを非表示/違反報告)
黒夜月 - 更新待ってるぜ☆、良かったら”紅月 狼”と検索してその小説も宜しくお願いします!高評価しました! (2017年3月31日 11時) (レス) id: 047865604b (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 更新楽しみにしてます!! (2017年3月29日 21時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
咲羽松 - 凄く面白かったです!次を待っています! (2017年3月27日 14時) (レス) id: 7babb8c829 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ