OneLove 短編「１」 ページ7
目の前にメインステージ
隣で面白そうに見ている村上さん
「いやーリハーサルまで見れるのは珍しいからな！ニノのとこ行ってガッツリファンサしよな！！」
何故かノリノリである。
リハだと言うのに何故か
みんな白のタキシードでちゃんと衣装を着てて
さっき会えなかった潤くんも
登場早々ウインクで現れた
《本日のスペシャルゲストの為に１曲だけ》
《ちゃんと聞いてなさいよ？》
席に着いて流れて来た曲に固まった
【OneLove】
「はぁーーーーキザやなぁ！！！！」
「………っ…」
「ちょっ、泣いとる！！Aちゃん泣いとる！！」
どんな曲かなんて、言われなくても分かる
デビューからずっとファンとして見てきた
《百年先も愛を誓うよ、君は僕の全てさー》
近付いてくるキラキラした光は
あたしの顔を見ると呆れたような顔をして
ステージを降りて涙を拭う
困ったように涙を拭いながら
歌いきるとむぎゅーっと抱き締めて
「ーーー…ーーーーーだから…」
そう囁いてステージに戻って行った
「Aちゃん大丈夫か…？」
「…ごめんなさい、泣くとは思ってなくて」
「謝らんでええって。なんか俺が言うんはおかしい話やけど、自分ら幸せになりや？」
「………ヒナちゃん…ありがとうございます…」
「なんか照れるな(笑)」
ポンポンと頭を撫でられると会場に
マイクを通してカズナリくんの声が響いた
《そこの関西人近付かないで下さーい、見えてまーす》
「はははwwww怒られてもうた、ほな控え室戻ろか。まだ本番が残っとるし」
「こんなんで私もつかな…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1587人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くろさき
| 作成日時：2016年8月11日 21時
