第七話 ページ9
俺はかっちゃんに手を引かれて、山を降りた。
もちろんかっちゃんの友達等と一緒に。
そして、山を降りるとかっちゃんの友達等とは別れ、かっちゃんの家に向かう。一歩一歩、進むごとになんとなく不安になって来る。
「なぁ。やっぱさ急に家に行くとか、親御さんに迷惑なんじゃねーか？」
そう、俺の手を引いて歩くかっちゃんに尋ねると振り返って言った。
「別にだいじょーぶ。逆に助けられたのに、礼をしなかったらままにおこられるから。」
笑顔でかっちゃんは答えた。二児の親としてはまだ小さい頃の子供の笑顔は、誰の子でも可愛いと思う。
「...そっか、ならいーんだってばよ。
かっちゃんはちゃんとお礼ができて偉いな!」
手を離して、かっちゃんの頭を撫でる。
すると、気持ちよさそうに手に擦りついてくる。
「おじさんになでられるのなんかすきだ。
でも、かっちゃんって言われんのはきらい。デクといっしょだ。」
少し、"でくといっしょ"という時に嫌そうな顔をした。
その子と俺が一緒なのが嫌なのだろうか。やはり、友達と初めてあった人といっしょだと自分に嫌なんだろう。
「ごめんな。じゃあ、お前の名前は？
俺はお前の名前が 分からないからお前の友達が言ってた、かっちゃんと呼ぶしかなかったんだってばよ。」
そう尋ねると、納得した表情をした。
でも、ニヤリと笑みを浮かべ
「おれのなまえが知りたいなら、まずじぶんから言え！名乗るときはじぶんからだ！」
と、言った。
子供の言葉ながらに納得させられた。
「そーいや、俺の名前を言ってなかったってばよ。
俺はうずまきナルト！よろしくな。」
すると、かっちゃんの顔が効果音が付いてもいいくらいに一気に明るくなった。
「ナルト...ナルトって呼ぶ！
おれは爆豪 勝己。個性は"爆破"。ちなみに明日からしょーがっこう1ねんせーだ。」
爆破って、さっきの"BOM!"って奴か。使い道を間違えると危なそうな個性だな。力の使い方を教えたほうがいいのかもしれない...。
てか、勝己も明日から1年生なのか。俺と一緒じゃんか。
「勝己は明日から小学生なのか。俺と一緒だってばよ！てか、爆破って強そうだな。力の制限はできてんのか？」
つい言葉が次々へと飛び出してしまった。
すると、勝己は驚いた表情で言った。
「え？ナルトはしょーがくせーには みえねーけど。」
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メンマ - とても素晴らしい作品です！今後もコラボ作品などありましたら、ぜひ読ませてください！続編楽しみにしています！ (2020年5月14日 13時) (
レス) id: da87e667eb (このIDを非表示/違反報告)
黒紗(プロフ) - ミリアさん» こちらにコメントがあったとは知らず気づくのが遅れました、すみません。リクエストをもらったので考えさせていただきます。でも知らない作品もあるのでいつになるかわかりません。私の作風が気に入っていただけたみたいで嬉しいです！ありがとうございました。 (2018年2月16日 19時) (レス) id: 7e246d1a4b (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品ですもし今後他の作品を作る予定があったらヒロアカかナルトのキャラがワールドトリガーかアニメKか転生したらスライムだった件の世界に転生かトリップかコラボした作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも頑張ってください (2018年2月9日 21時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
黒紗(プロフ) - こよみさん» それそれはありがとうございます！あは、気分更新で頑張りますね！ご指摘有難うごさまいます！すぐ修正しますーー (2017年10月29日 17時) (レス) id: 7e246d1a4b (このIDを非表示/違反報告)
こよみ - 評価求められたんで、評価しましたｗこれからも頑張ってください！あと、半冷などの半が反になってますよ (2017年10月29日 16時) (レス) id: f023845f50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒紗 | 作成日時：2017年6月27日 6時
