第三十四話 ページ36
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今日は月曜。
サスケと話してから もう次の日だ。今日には孤児院で、俺が引き取られることを詳しく話されると聞いた。
たぶん、学校に行っている間に話されるのだろう。孤児院の前に黒塗りの車が止まっていた。
あ、あと車ってのはすげー奴で雷車と同じようなものだ。まだ本とかでしかみたことがないけど、あれはすげぇ。
そして今頃 政府の人が孤児院にお邪魔しているんだろうな、なんて考えながら 俺は洸と京と一緒に登校する。
2人と別れ クラスに入ると、あの赤と白のツートンカラーの髪の毛がポツンと座っているのが見えた。まだそいつしかいない。
今はまだ8時。朝の会の始まりは8時25分。普通にしてはかなり早い時間だ。
まあ、まだ登校2日目なので 学校が楽しみで仕方なかったのかな、なんていう考えが浮かんだ。
そうならコイツと話したい。入学式の時に、また月曜日に話そう と言ってそのままだから。
また前と同じように、机で目より下を隠しながら話しかける。
「なぁ、おはよ。暇なら俺と話さねーか？」
すると、急に話しかけられたことに驚いたのか、一瞬ビクッと体を震わせた。
また人と話す事が慣れていないように、おどおどしながらも言葉を返してくれた。
「....君は前の?
いいよ、僕も君と話したかったんだ。」
真正面から顔を除いたからか、口角が少し上がったように見える。まだ、おどおどしているのは抜けていないが。
でも所々傷があるが、綺麗な白い顔をしていてサスケみたいにモテそうだ。という印象を受けた。
勝己とはまた違うタイプだな。
ならまずは、自分のことを知ってもらうために自己紹介をすべきだろう。と考え、それを促す。
すると、先に向こうから言ってくれた。
「僕は轟 焦凍。個性は、半冷半熱。
目標は...”ある男を完全否定すること”。」
ある男...ある男とは誰だろう。
でもその言葉を口にした瞬間 とてつもない憎悪が、瞳に表れていた。
その瞳はかつてのサスケにとても似ていて、復讐に燃える姿だった。
まだ仲良くもない俺が、どうにか出来るわけない。まずは焦凍と、仲良くなるところから始めないと駄目だ。
だから、座ってた状態から立ち上がり言った。
「俺ってば うずまき ナルト。個性は 忍者。
目標は、人を助けるヒーローになることだってばよ！
これからよろしくな、焦凍!!」
そう言って、握手を求めて手を出すと 恐る恐る握り返してくれた。
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メンマ - とても素晴らしい作品です！今後もコラボ作品などありましたら、ぜひ読ませてください！続編楽しみにしています！ (2020年5月14日 13時) (
レス) id: da87e667eb (このIDを非表示/違反報告)
黒紗(プロフ) - ミリアさん» こちらにコメントがあったとは知らず気づくのが遅れました、すみません。リクエストをもらったので考えさせていただきます。でも知らない作品もあるのでいつになるかわかりません。私の作風が気に入っていただけたみたいで嬉しいです！ありがとうございました。 (2018年2月16日 19時) (レス) id: 7e246d1a4b (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品ですもし今後他の作品を作る予定があったらヒロアカかナルトのキャラがワールドトリガーかアニメKか転生したらスライムだった件の世界に転生かトリップかコラボした作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも頑張ってください (2018年2月9日 21時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
黒紗(プロフ) - こよみさん» それそれはありがとうございます！あは、気分更新で頑張りますね！ご指摘有難うごさまいます！すぐ修正しますーー (2017年10月29日 17時) (レス) id: 7e246d1a4b (このIDを非表示/違反報告)
こよみ - 評価求められたんで、評価しましたｗこれからも頑張ってください！あと、半冷などの半が反になってますよ (2017年10月29日 16時) (レス) id: f023845f50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒紗 | 作成日時：2017年6月27日 6時
