度数 ページ5
なぜか出てきた会員証のおかげで、あっさりと席に座ることができた。
私が座ったのはカウンター席で、目の前にちょうどマスターがいる。
「会員様のいつものオーダーは覚えてるはずなんだけど……どうにもアンタのは思い出せなくて。なに飲む?」
「え、えっと……あそこの人が飲んでるのと一緒のやつで!」
お酒にはあまり詳しくないし、それっぽく振る舞わなきゃいけないしで私はいっぱいいっぱいだった。
咄嗟に後ろのテーブル席に座ってる人の物を頼んでしまったが、一体どんなのが来るやら……
「はい、おまたせ」
「あ、どうも……」
出てきたのは一見普通の水だった。
こうゆう物こそヤバい匂いがするけれど、実はただのショウチュウだったりするかもしれない。
物は試し用、まずは一口飲んでみた。
「……っ、まっ……!」
っず、と言ってしまうところだった。
口の中が焼けるように熱い。アルコール度数いくつなのこれ?本当に水で割った?ていうかあの人こんなの飲んでるの!?!?!
そんなにお酒を飲まない私にとって、これは強すぎる。
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りんごのうさちゃん職人 - ぴかさん» 嬉しいですありがとうございます(ρ_;)!ぴか様のためにもできるだけ更新できるよう努めますね!! (2020年10月14日 11時) (レス) id: fe58f295d8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴか(プロフ) - 前作から見てますりんごのうさちゃん職人様の小説大好きです.....更新頑張ってください!!!!! (2020年10月11日 0時) (レス) id: e18e31c519 (このIDを非表示/違反報告)
りんごのうさちゃん職人 - 霧氷さん» ありがとうございます(T . T)お待たせしてしまいすみません、、本日貯めておいたお話を更新します(^O^) (2020年10月5日 12時) (レス) id: fe58f295d8 (このIDを非表示/違反報告)
霧氷 - 早い更新を待ってます。頑張ってください (2020年9月26日 2時) (レス) id: 639a65bfa6 (このIDを非表示/違反報告)
りんごのうさちゃん職人 - 、さん» わああご指摘ありがとうございます( i _ i )! (2020年8月17日 19時) (レス) id: fe58f295d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんごのうさちゃん職人 | 作成日時:2020年8月17日 17時