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「……っは、はぁ」




「息が上がってますね、まだ2キロしか進んでませんけど」





……そんな、あなた方と私の2キロを同じにしないでもらいたい。
言われるとおりに走り続けてるが、何しろこの重りのせいで脚が上手く上がらないし腕だって振れない。
これ休憩あるのかな……、この調子だと無さそうだな。






「そろそろですね、ここがゾルディック家の試しの門です。まあ今はまだ試す意味がないので。




……そしてここに来たということは______」





アマネさんが話し終えると同時に、地面の振動を感じた。
しかもその振動は、どんどん激しくなってくる。そして、それまで日向に居た私が、急に日陰にいる事に気づいた時、何かがおかしいと思った。





「……すみませんが、私達もミケは制御不可能なのでここからは自分の命を守る事だけを考えて下さい。」





「え?ちょ、っ」





目にも留まらぬ速さでアマネさんが消えた後、ギギギと首を回して振り向いた。
そこには、お察しの通り"ミケ"とやら巨大な獣がこちらを見据えていた。

洞穴→←念のため



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りんごのうさちゃん職人 - ぴかさん» 嬉しいですありがとうございます(ρ_;)!ぴか様のためにもできるだけ更新できるよう努めますね!! (2020年10月14日 11時) (レス) id: fe58f295d8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴか(プロフ) - 前作から見てますりんごのうさちゃん職人様の小説大好きです.....更新頑張ってください!!!!! (2020年10月11日 0時) (レス) id: e18e31c519 (このIDを非表示/違反報告)
りんごのうさちゃん職人 - 霧氷さん» ありがとうございます(T . T)お待たせしてしまいすみません、、本日貯めておいたお話を更新します(^O^) (2020年10月5日 12時) (レス) id: fe58f295d8 (このIDを非表示/違反報告)
霧氷 - 早い更新を待ってます。頑張ってください (2020年9月26日 2時) (レス) id: 639a65bfa6 (このIDを非表示/違反報告)
りんごのうさちゃん職人 - 、さん» わああご指摘ありがとうございます( i _ i )! (2020年8月17日 19時) (レス) id: fe58f295d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんごのうさちゃん職人 | 作成日時:2020年8月17日 17時

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