霜降りのマネージャー【男主】 (ページ5)

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４話ページ5

粗品さん達が急いで俺を追いかけてきた

「もう終わったんですか・・・？」

せいや「あれ冗談やからな！」

「でも、二人とも顔がマジでしたよ」

あんな真剣な顔久々に見たぞ

粗品「マジで冗談やねん
信じてくれや」

2人に腕を捕まれる

「わかりましたよ、、信じます」

そういうと、二人は肩を落とした

三人で、タクシー乗り場まで歩いていると粗品さんが口を開く

粗品「言っとくけど、俺好きな人おるから」

せいや「俺もおるで」

急なカミングアウト

ほんとに急だな

「へー、いいですね」

粗品「Aは？？」

俺より身長の高い粗品さんは覗き込むように聞いてきた

「うー－ん、今は仕事で忙しくて暇がないですね
ほかのことに気をまわしてる時間がないです」

せいや「じゃあ、仕事仲間やったらええか」

粗品「そうやな」

2人は嬉しそうに言う

「なにをそんなにニヤニヤしてるんですか？
というか、好きな人教えてくださいよ！」

前を歩いている二人が振り向いた

切なそうに、でも笑いながら言われる

粗品「Aや」

せいや「ほんまやで」

俺は、毎日この人たちと一緒にいる

だから、なんとなく本当か伝わる

この顔は

「まじすか//////」

俺は急に恥ずかしくなった

今日のタクシーで手を握られたのも
そういうことなのか！？

粗品「なぁ、A
お前はどうなん？」

せいや「俺たちばっか言うのはずるいで」

「だって、俺は男だし」

頭の中がぐるぐるする

せいや「好きになったんやから、仕方ないやん
男でも女でもAがいいんや」

で、でも俺は二人のマネージャーだし

粗品「今ここで返事しろとは言うてない
でもな、俺たちの気持ちは知っといてや」

「と、とりあえずもう帰ってください！！」

俺は、二人を無理やりタクシーに乗せた

夜風で頬が冷めていくのがわかる

まてまて、、俺は

あ、明日からどうすればいいの//////！？