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* 6日目 * ページ10




昼にノドラ港に着いたのち、俺たち4人は再び車でルシェルドシティへ向かった。


ルシェルドに着いたのは真夜中、Aは車の中でぐっすり眠っている。相当疲れたのだろう。起きる気配は全く無い。
今は真夜中で家具屋も閉まっているから、別にしばらく寝ていても構わないが。


今日は俺ももう寝よう。
盗んだこの車は軽で少々狭苦しいが、寝られないことはないだろう。


俺はシズクとAに毛布を掛けた後、自分も眠りについた。



翌日、朝日が眩しくて起きると、フェイタンとAは寝ていて、シズクは荷物の整理や買い出しなどを既に済ませている様だった。

車のデジタル時計は9時を表示している。
だいぶ寝てしまったが、今出発すれば家具屋の開店時間ピッタリに着くはずだ。




だが此処で問題発生。起こしても起こしてもAが起きない。
シズクがAの毛布を剥いでようやく起きたと思ったら、寝ぼけてフェイタンにのしかかり、次はフェイタンが起きた。


ナイスだ。



「ちゃんと時間になったら起きなきゃ、まだ9歳なんだから。規則正しい生活しないと成長止まっちゃうよ?」

「ふあぁい....」


シズクに叱られてあくびをしながらも起きる。


....シズクは天然だ。それに加えて、仕事以外は特に何もしなかった。

けれど、Aが来てから変わった。


Aの世話は勿論、家の大まかな掃除や食事の支度、今までシャルに任せていた買い出しまで進んで行くようになった。

それもこれも全てAのため....。

Aがまだ幼いので、食事も栄養のあるメニューをパクと一緒に考える。
少しずつではあるが、旅団全体がある意味いい方向に向かっている。
Aには感謝しなければいけないな。


「全員起きたところで、そろそろ出発するか。」

「そうですね。することは全部終わったし、そろそろ行っても良いかもしれません。」


俺たちが目指す家具屋は、デパートの様に大きなビル全体。
広いだけあって家具ならなんでも揃っているし、Aも気に入るモノが手に入るだろう。
手に入れたらさっさと逃げて、広大なルシェルドシティの西側の繁華街に行く予定だ。


あの繁華街はディアレグネ王国随一の繁華街で、食べ物も豊富でとても美味しい。
シズクも行ったことが無い様だから、今日はフンパツしてやろう。


団員たちにもなにか土産を買っていかないと煩いヤツもいるし、まぁ、思い出作りだ。


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設定タグ:幻影旅団 , クロロ , HUNTER×HUNTER   
作品ジャンル:アニメ
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サムリリだお - だ、団長…ぱ、ぱぱだ… (2016年4月23日 20時) (レス) id: 47ab9dc24b (このIDを非表示/違反報告)
海里(プロフ) - Niarさん» ありがとうございます!よかったら続編の方も読んでみてくださいね! (2014年1月13日 18時) (レス) id: a1028a6fad (このIDを非表示/違反報告)
Niar(プロフ) - 楽しませて頂いてます!更新頑張ってくださいね! (2014年1月13日 13時) (レス) id: 366e7ee982 (このIDを非表示/違反報告)
orca(プロフ) - 旅団大好きなんで、とても楽しみです。これからも頑張って下さい(*^^*) (2013年3月20日 15時) (携帯から) (レス) id: f07176f150 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海里 | 作成日時:2013年3月11日 21時

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