幻影旅団の孤独なお嬢様

＊　３２日目　＊ ページ36

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▼ Aside


競売が始まる前日、私はパパとシャルと共にヨークシンに訪れていた
世界最大の競売....パパはその競りにかけられる、すべてのお宝・貴重品を盗むつもりらしい。....勿論盗みには私も参加する。
私は旅団のNo.0。このナンバーを与えられたからには全力でやる。....盗みも、殺しも。


私も正式に旅団に加入してから、たくさんのモノを盗み、たくさんの人を殺めて来た。
でもそんなの苦じゃない。私の傍にはずっと....パパや団員のみんながいる。だから恐れるモノなんてひとつもないし、人を殺したってなにも感じない。


そう、みんなさえ居れば、それで良い―――････

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◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

A・クロロ・シャルナークがヨークシンに到着した半日後....
何台もの車がヨークシンに向かう道路脇で、複数の影がたくさんの車と同じようにヨークシンへと向かっていた。


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ザッ････



ノブナガ「14人が一堂に会するなんてナァ....何年ぶりだっけか。」

フェイタン「３年と２ヶ月....と言ても、あの時は１人面子(メンツ)が違うね。」


フランクリン「マチ....４番(ヒソカ)の野郎は....今日はちゃんと来るんだろうなァ....」

マチ「知らないね、アタシに聞くな。『来い』と伝えただけだ。」

フランクリン「お前の役目だろ。」


フェイタン「ワタシ、ヒソカ嫌いね。何故団長アイツのワガママ許すか？」

ノブナガ「腕がいいからだろ。アイツの『伸縮自在の愛』(バンジーガム)はよーく出来てる。ありゃ戦りづれェぜ、正味な話。Aも遊び相手が出来て偉くご機嫌だしなァ」

フェイタン「それが何か。団長がヒソカのこと怖がてる言うか、許さないよ。」

ノブナガ「そーじゃねェけどよ。」

フランクリン「買いかぶりだ、大したことねェよあんなヤツ」

ノブナガ「口だけならなんとでも言えるからなァ....」


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ヒュオオオォォォ


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「「「「............」」」」



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カッ！ゴオオオォォォ････


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マチ「団長、一体なにする気だろ。」

フェイタン「そりゃワタシたち盗賊。モノ盗むに決まてるね。」


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ゴン「作者から追記だよ！これからは忙しくなるから土日のみの更新になるって！」

キルア「迷惑かけてごめんな、でも土日になったらまた来てくれよな！」


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