今日も光は色を変える。 (ページ8)

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knsm｢んでもほんまこれどーやって入ったん？｣

『どーやったんでしょう…』

shao｢てか俺ら普通に色々話してたけどこの子スパイって可能性もあるやんなこれ｣

『すぱい…？私が！？』

何でここにいるかなんて私が知りたいくらいなのにスパイ扱いは非常に困る。

ut｢でもこの子スパイやったとしてもこの映像の説明つかへんやろ｣

zm｢うん、俺もスパイではないと思うんやけどなぁ、大先生が言うんもそやし言動からしてもそんな感じ全くやんか、｣

shao｢あー、確かに…｣

良かった…スパイ扱いされて牢獄…なんてことはなさそうだ。と胸をなで下ろす。

ut｢取り敢えずグルちゃんとこいってこの子どうするかとか他のメンツらとも話す？｣

knsm｢まぁせやな、俺らだけでは決めれへんし｣

ぐるちゃん…？誰だろう、と頭に？を浮かべ首を傾げる。

zm｢ん？もしかしてやけど…グルさん知らんの？｣

『えっと…まぁ、はい…』

と苦笑しながら返事をすると周りの人皆が驚いた目でこちらを見る。そんなに有名な人なんだろうか、？

ut｢グルちゃん知らんてまじか！｣

knsm｢総統やで！？ここの生まれやなくても名前くらいは知ってるやろ！｣

『そ、総統…！？そんなに偉い人とこれから会うんですか！？』

zm｢ほんまに知らん感じやなぁこれ｣

rbr｢知らん人いるんやなぁ｣

総統…総統ってあの総統だよね…今からそんな偉い人と会うの？？本当に？？この数時間で色々な事が起きすぎて頭がパンクしそうになる。

shao｢取り敢えず…行く？もう外も結構暗くなってきたし。｣

knsm｢せやな、行こ行こ！｣

という声で皆が部屋から出始める。私も廊下に出て、ロボロさんの部屋に来る際の様にみんなに連れられ移動する。

総統室までは少し距離があったようで、長い廊下や階段を歩いていく。すると他の部屋よりも明らかに大きい扉の部屋があり、直感でここが総統室なのだと分かった。

鬱さんが扉をノックして声をかけると奥から低い声が聞こえ、扉が開かれる。

そこには五人の男性がいた。

白い軍服を纏い、赤い×印がかかれたマスクを付けて日本刀を腰に携えている人。

七三分けにした前髪にメガネ、赤いマフラーをつけて目元には寝ていないのか隈が出来ている人。

濃いめの緑色の軍服を着てニコニコと笑みを浮かべ、茶髪で横髪をアシメにしている人。

カジュアルな服装に紫色のストールを巻いている人。

そして…

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