2日目 ページ3
そんなこと言ってる間にもう2年生にいつの間にかなってたの。感覚がおばあちゃんなんだけど。時の流れ早いな?
『ねぇ、真理……なんでこんな私は黒尾に付き纏われんのかなぁ!?』
「…Aの反応がいいからでは?」
『ほんとに何の話? 皆にそれ言われるんだけどほんとに意味わかんない!』
口をむ、と尖らせて机にうつ伏せになる。
実際に周りにこういう子いる場合は皆優しくしてあげようね、男に特に媚びたりしてない場合はまじ。私が証明しよう。話してみたらいい子だったりするから、私が実証済み。
そんな茶番は放っておこう、ほんと。
『悪いやつではないのはわかってるんだけどなんであんな弄ってくるの? 単純に考えてやばいやつだし弄られる私の気持ちも考えろって話じゃない?単純に恥ずかしいんだけど! 黒尾だけじゃなく周りからも弄られるしもう困りまくってるわけじゃん、いやカップルじゃねえし〜〜って感じで! 黒尾もそう思ってるわけないしそう思われてたら私だってむしろ困るわ!』
「そうね〜Aも大変だ〜〜 まぁ落ち着きなさいな」
…黒尾嫌いじゃないけど嫌い。
『真理〜〜〜〜………』
「おうおう、よしよし。ほんと黒尾くんの相手は大変よねぇ」
安定に泣きついてしまう。2ヶ月に1回くらいメンタルがごみくずになるのはなんなんでしょうか。
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:志乃 | 作成日時:2020年3月15日 2時