第35話 ページ36
「そして、研究は進んでいき、犠牲者も増え…
突然に『アレ』は研究所に来ました」
「K」は語り続ける
「『アレ』って …もしかして」
・・・
研究所に突如やってきたのは、本物の"観測者"だった
そして、"観測者"とともに(唯火も所属している)この世界でいう警察も来た
そして、研究員は何人かを逃し、捕まった
しかし、そのときには実験体として使われた人々の4分の3は失敗、つまり死んでおり
残りは"観測者"を含む者達と【知恵の実】の戦いによって死んでしまった
ある1人を残して…
・・・
「実験体の中で生き残ったのがこの子、誰が守ってくれたのでしょう?」
「K」が不思議そうに奏を見る
「あるいは、自力で生き残ったのかもしれないですわね」
誰も何も答えないし、何も言わない
私はだんだん気が付いてきた
「K」は敵だが「G」と違って、ある程度は常識のある奴だと思っていた
だが、それは勘違いだ
「K」のほうが異常だった
ここにいる皆、少なくとも私は「K」の雰囲気に呑まれていた
そしてそれに自覚しながら抜け出せない
奇妙な沈黙が流れる中…
唐突に、
誰もが想像のしなかった人物が口を開いた
「やっと、解除できた…」
その人物はそう言って、私に無感情な顔を向けた
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寒極氷化(プロフ) - 由利亜さん» ありがとうっっっっ!(●^o^●) (2015年4月24日 23時) (レス) id: c03204db58 (このIDを非表示/違反報告)
由利亜(プロフ) - 寒極氷化さん» 本当に凄い!お気に入り作者に入れたからねー! (2015年4月24日 23時) (レス) id: 8798126f84 (このIDを非表示/違反報告)
寒極氷化(プロフ) - 由利亜さん» そ、そんなっ、照れるよっ!! でも、褒めてくれてありがとうっ お世辞だとしても嬉しいよ! (2015年4月24日 23時) (レス) id: c03204db58 (このIDを非表示/違反報告)
由利亜(プロフ) - 寒極氷化さん» 凄い文才持ってるね!尊敬するー (2015年4月24日 23時) (レス) id: 8798126f84 (このIDを非表示/違反報告)
寒極氷化(プロフ) - 由利亜さん» おぉ! 同じクラスの! 見てくれてどうもありがとう! (2015年4月24日 22時) (レス) id: c03204db58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:寒極 氷化 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kangoku/
作成日時:2013年8月22日 16時