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子供好き ページ11

コンコン

Aと哀が話し終えるのと同時に、ドアがノックされる。


(新一かな? ちょうどいいタイミング)


ドアの近くにいた哀が開けると、そこにはAの予想通りコナンがいた。
それにしてもよく研究室で話していると分かったものだ。


「なぁ、アイツらが来ちまったんだけどどうする?」


コナンが呆れた顔で話した。
Aと哀は、「アイツら?」と言っていたが哀は分かったようで、


「アイツら…って…吉田さん達?」


と、コナンに聞く。

コナンは頷くが、Aにとっては何が何だかだった。


「ねえ、『吉田さん達』って?」


我慢できなくなり、コナンに問う。


「ん? ああ…つーかオメー、心読めばいいじゃねーかよ…」

「あのねえ…。 相手が思ってることしか読めないの! 分かる? 私だって読もうとしたけど新一達、その『吉田さん達』が誰か分かってんの前提で《めんどくせー事になったな》とか思ってんだもん!」


実際その通りだった。

NOCは、相手の仲間から電話が掛かってきたり、Aの能力はジン、ベルモット、そしてラムとあの方しか知らないため、心の内で思ったNOCにしか言えないような言葉でAにNOCだとバレるのだ。。

ちなみに言うと、組織内には結構NOCが入り込んでいたりする。

「ああもーうっせーな! 分ぁったよ! 『アイツら』っつーのはさっき話してた少年探偵団のヤツらだよ!」

つまりは、コナンや哀達の今の友達と言う事になる。
それを聞いて、Aは「なんだ」という顔になった。

「あー、で? 何が面倒なの? 私は会ってもいいよ? 子供好きだし」


コナンは、会わせたくなかったのか、少し考える。


「そういえばA、結構子供好きだったわね…」


ふと哀が思い出したようにいい、Aも頷いた。

「それはオレも知ってっけど…。 じゃあ、アイツらには心読めること絶対言うなよな!」

「分かってるし!」

―――――――――――――――――――
ごめんなさい!
アマレットの能力に書いた「話してるときしか心を読めない設定」を話していないときも読める設定にしました。
ただし思っていることのみです。
でないとあまり安室さんと話していない夢主ちゃんがジンに疑われかねないので。

少年探偵団→←どんなに辛くても



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設定タグ:名探偵コナン , 組織 , 特殊能力   
作品ジャンル:アニメ
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桜芽(プロフ) - 0.001さん» コメントありがとうございます! http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kuro_nouryoku/ 改作した作成が此方になります。話の流れや視点を変えているので此方も読んで頂けると嬉しいです! 了解しました!0.001様に満足して頂けるよう精一杯書かせて頂きます! (2016年8月12日 22時) (携帯から) (レス) id: 7bb21cc2e6 (このIDを非表示/違反報告)
0.001 - 高評価させて頂きました。夢主ちゃんの危うい感じと組織とのやり取り…そして赤井さん、安室さん、コナン君との今後が気になります!魅せられるで頂いたお話、ぜひお願いします!!今後も応援しておりますので、苦にならない程度に頑張って下さい。 (2016年8月12日 22時) (レス) id: 813ac56b07 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 大分遅くなってしまいました! すみません! やっと読めることができました、とっても面白いです! それでは、改めてイベント参加ありがとうございましたm(_ _)m (2016年7月30日 19時) (レス) id: a702bf65e1 (このIDを非表示/違反報告)
ルビー(プロフ) - めっちゃ好きこの作品! (2016年7月24日 8時) (レス) id: f645757c42 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜芽 | 作成日時:2016年7月22日 3時

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