３３話 ページ5
Aside
「……っ……ﾌｩー……終わったー……」
さっきから一時間、ずっと自分のお腹を切っていた……といえば言い方は悪いけどね
自分のお腹の奥に入っている海楼石の弾を抜き終わったところだ
「……あーぁ、疲れたー……。結局能力……
使っちゃったしー……。やっぱ見えなかったら
無理あるねー……」
器具をおいて天井を見上げた
少し寝よっかな……と思っていると……
コンコン、という控え目のノックの音が響いた
エル「失礼します……」
「エルちゃん。……あぁ、そうだ。来たばっかりで悪いんだけど……この器具、片付けて
くれるかなー……？」
エル「あ、はいっ！「ごめんねー」いえいえ」
エルちゃんはせっせと器具を片付けてくれた
……うん、衛生管理も、洗い方も完璧だねー。
さすが私が見込んだだけの事がある
エル「終わりました。」
「ありがとー「いえ」んー……やっぱりエルちゃんはイイコだねー。「えっ！？」ｸｽ……
気にしないでー。それでエルちゃんはどうしてここに来たのかなー？」
エル「いえ、特に理由は……ですが、もしAさんの手術が終わっていたら器具を片付けるのが大変かと思いまして……」
……驚いた。これはさすがに驚いたよ、エルちゃん。
まさかここまで気が利く子だとは思わなかった
「そっかー、ありがとう。エルちゃん」
私がお礼を言うと、私とは違う華やかな笑みで
はい！と返事をした
「んー……疲れたー……そうだなぁ……２週間もすれば退院できると思うって言っといてー。
私は寝るねー」
エル「分かりました。では」
エルちゃんは静かにでていった
「はぁー……また嫌な事が解っちゃった…」
この能力……便利なんだけどねー……。
使う度に知りたくないことが解っちゃうんだよねー……。
知りたくないのに解ってしまう。
こんなに辛い事だと思わなかったよー……。
「……あーぁ……やめやめ！もー寝よー。」
一人で黙っていたら嫌な事ばっかり思い出しちゃうなー……
スッと目を閉じて何も考えないでいると
いつの間にか意識は飛んでいた
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クロノル - りいあさん» ありがとうございます！（多分）今から続編載せるので、応援よろしくお願いします (2015年12月15日 22時) (
レス) id: 29608d1c40 (このIDを非表示/違反報告)
りいあ(プロフ) - 続きが楽しみです！更新頑張ってください！！ (2015年12月15日 20時) (レス) id: b47f4aff1e (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽｀*)(プロフ) - クロノルさん» 読んでくれたのですか！？ありがとうございます！！お互い頑張りましょう！！ (2015年10月6日 13時) (レス) id: 8230481872 (このIDを非表示/違反報告)
クロノル - ユッキーナ(*´▽｀*)さん» ありがとうございます。面白かったですか……よかったです。ユッキーナ(＊´▽｀＊)さんも小説書いていらっしゃるんですね！面白かったです。お互い頑張っていきましょう！（不快な気分になったらごめんなさい……って、謝ってばっかりですねw (2015年10月5日 22時) (レス) id: 2b945ad6c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽｀*)(プロフ) - クロノルさん» 謝らないで下さい！私が悪いので・・・ｐａｅｔ１から見ました！面白かったです！ (2015年10月5日 20時) (レス) id: 8230481872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロノル | 作成日時：2015年9月29日 18時
