５１話 過去 〜海軍篇１２〜 ページ25
Aside
思った以上に壮絶だねー……。血の海じゃんか
それにしてもー……人の気配がしない……。
正確には、 "強者の匂い" がしない。
これだけ血の海にできる奴の気配がない。
そんなことを考えていると……
突然……
パァンッと音がした
「？！っ……」
そこにいたのは……
完全に村人にしか見えない海賊……恐らく、
ロジャーの時代にいた大海賊、フーキスと…
血塗れになって……恐らくは致命傷を受けたであろうリュークの姿があった
一瞬怯んだが、すぐに思い直してフーキスに
飛びかかった。
ここは戦場。一瞬の迷いが命取り。
大海賊と吟われたフーキスはあっけなくその
最期を迎えた
「っ……！リューク……！」
すぐに応急処置……！私は能力を使って……
ク「っ……」
・・・
解ってしまった
もう、リュークは後数分で死ぬことに……
こうなるのは……
・・・・・・
決まっていた事に……
リ「……そん……な……泣きそうな……顔……すんな……よ……ｹﾞﾎｯ……。分かって……る…さ……。もう……俺は……ｾﾞｪ……長くねぇんだろ？ｾﾞｪ……そりゃ……心臓に……風穴……
開けば……ｹﾞﾎｯ……誰でも……死ぬわな……」
……解ってた。こうなることは……。
「…助けられなくて……ごｍ「ごめんなんていうなよ？」っ……」
リ「気づいて…たんだ……ろ？まぁ……ｹﾞﾎｯ…
こ……れも……運命だなｗ……ッ……あー……
俺、もう限界っぽいわ……ｾﾞｪ……だからさ…
俺の……最期の言葉……聞いてくれるか？」
もちろんじゃん……
「うん……何？」
リ「俺さ……「うん」お前の事、好きだ……。「……うん……っ」だからさ……幸せに……
なってくれよ……？……ｹﾞﾎｯ……誰かと……
幸せに……なってくれよ……？」
「……っ……分かった……っ……私も……
好きだった」
リ「ハハッ……なら……よかった……。……
ぐっ……ぅ」
最後にゲホッとおびただしい量の血を吐いて
リュークは逝った
あれ……なんか……目から水がでてくる……？
これは……涙？
あの日から……出ないと思ってたのに……。
ははっ……
ふぅー……
君の、最期の頼み、叶えるよ
吹っ切れるのは、まだ先みたいだろうけど
いつか……幸せに……なるからね……
リューク……！
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クロノル - りいあさん» ありがとうございます！（多分）今から続編載せるので、応援よろしくお願いします (2015年12月15日 22時) (
レス) id: 29608d1c40 (このIDを非表示/違反報告)
りいあ(プロフ) - 続きが楽しみです！更新頑張ってください！！ (2015年12月15日 20時) (レス) id: b47f4aff1e (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽｀*)(プロフ) - クロノルさん» 読んでくれたのですか！？ありがとうございます！！お互い頑張りましょう！！ (2015年10月6日 13時) (レス) id: 8230481872 (このIDを非表示/違反報告)
クロノル - ユッキーナ(*´▽｀*)さん» ありがとうございます。面白かったですか……よかったです。ユッキーナ(＊´▽｀＊)さんも小説書いていらっしゃるんですね！面白かったです。お互い頑張っていきましょう！（不快な気分になったらごめんなさい……って、謝ってばっかりですねw (2015年10月5日 22時) (レス) id: 2b945ad6c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽｀*)(プロフ) - クロノルさん» 謝らないで下さい！私が悪いので・・・ｐａｅｔ１から見ました！面白かったです！ (2015年10月5日 20時) (レス) id: 8230481872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロノル | 作成日時：2015年9月29日 18時
