４０話 過去 〜海軍篇１〜 ページ13
「ガープさんー？ここが海軍本部ー？」
海軍本部に似合わない大人びた、それでもまだ
あどけなさが残る少女を、海軍中将のガープが
手を引いてやってきていた。
ガ「あぁ、そうじゃ！ほれ、こっちじゃ」
そう言われてついたところは＿＿＿
訓練場だった
それも大佐以上の海兵だけが使う、レベルの高い訓練場だ
ガ「おい、センゴク！つれてきたぞ！」
セ「ガープか。……？何処にいる？」
ガ「ここにおるじゃろう！」
頭に疑問符を浮かべるセンゴクを、ガハハと
豪快に笑ってクロエを前に押した
「どうもー、リスフィル・Aですー」
セ「まさか……こんな少女か……？……おい、大丈夫なのか？」
センゴクの大丈夫か？、には
こんな少女を戦場にだすのか？と
使い物になるのか？の意味が込められていた
そんなセンゴクの思いを見透かしたかのようにAは笑った
、「ｸｽｸｽ……だいじょーぶだと思いますよー？
多分、ここの誰よりも私は強いですー」
背の高い威圧感のある大人の男に挟まれた上、周囲は訓練をしているピリピリした空気だ
A程の１０才程度の少女なら、泣いてもおかしくない雰囲気だった
だがAは泣くどころか笑って、余裕の表情で、誰よりも強い、と豪語した
ガ「ぶわっはっは！さすがじゃのう！」
「アハハ……それで、私は海軍に入れて頂けるんですかー？」
ガープに苦々しさのない苦笑を向けた後、
センゴクに尋ねた
セ「……実力にもよる」
少し悩んだ末、出した答えがこれだった
セ「今から試験をする。丁度中将５人が此処で訓練中だ。この中から好きな奴を「全員」は？
まさか、全員１度にかかれと言うのか？」
「そうだよー。５人全員かかってきてー。
容赦なしでねー」
信じられないといった顔をしたセンゴクにAはいつもと変わらない口調で笑った
セ「……いいだろう。後悔するな」
センゴクは考え込んだ後、苦々しげな顔で
中将を呼び、訓練を一時中止された
セ「今から特例で試験を行う。相手は中将５人対Aだ。A、出てこい「はーい」」
全体がざわざわとした空気に包まれた
セ「手加減は一切なしだ。全力でかかれ」
さすがに中将、文句を言うこともなく、頷いた
「じゃあ初めますかー」
セ「……始め！」
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クロノル - りいあさん» ありがとうございます！（多分）今から続編載せるので、応援よろしくお願いします (2015年12月15日 22時) (
レス) id: 29608d1c40 (このIDを非表示/違反報告)
りいあ(プロフ) - 続きが楽しみです！更新頑張ってください！！ (2015年12月15日 20時) (レス) id: b47f4aff1e (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽｀*)(プロフ) - クロノルさん» 読んでくれたのですか！？ありがとうございます！！お互い頑張りましょう！！ (2015年10月6日 13時) (レス) id: 8230481872 (このIDを非表示/違反報告)
クロノル - ユッキーナ(*´▽｀*)さん» ありがとうございます。面白かったですか……よかったです。ユッキーナ(＊´▽｀＊)さんも小説書いていらっしゃるんですね！面白かったです。お互い頑張っていきましょう！（不快な気分になったらごめんなさい……って、謝ってばっかりですねw (2015年10月5日 22時) (レス) id: 2b945ad6c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽｀*)(プロフ) - クロノルさん» 謝らないで下さい！私が悪いので・・・ｐａｅｔ１から見ました！面白かったです！ (2015年10月5日 20時) (レス) id: 8230481872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロノル | 作成日時：2015年9月29日 18時
