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太宰「ところで…私の職業は無事バレてしまったわけなのだけれど。等価交換として呂戊太くんのことを聞いてもいいかな」
『…えっと、？軍人やって。参謀長とかいう嫌ーな呼ばれ方もバレたやん、俺。』
マフィアのフリ(グラサン)をして堂々と歩き回る。
生憎、相応な身分のフリだけは上手や。つまり、何にも怯えんかったらええだけ。気にせずでかめの声で雑談する。
こんなオレンジの服は不相応かもしれんけど、まあマフィアって変人多いし。
太宰「やあご無沙汰！」
『ご苦労さーん』
「え？ど、どうも」
気さくな挨拶もしつつ。やましい事なんて、一つもないように。さすれば人は疑ったりなんてしない。
違うちがーう。
なんて、さっきの会話を続けるように太宰さんが不貞腐れ顔でバツ印をつくる。
違うって、何が。俺は最年少参謀長とかじゃないけど。
体重は…なんて言おうとしたらバツ印を押し付けられる。なに、秘匿にしてることなんて俺はもう。
太宰「どこからきたんだい？呂戊太くんは。どうして来たのか、何をしに来たのか、そのポシェットには何が？
乱歩さんに渡してたビー玉は？その薬は何の？
あの時の天の紙は、そして耳のインカムは？中也のことをずっと笑ってたのは一体誰なのか。気になることだらけだよ。」
『あー。インカム、よく見えたなあ』
さっすが太宰さん。よく見てるなあ。てか、そんなミステリアスやったんか俺。
案外気の抜けた感想がぽつりぽつりと出てくる。
情報漏洩だと思ってるのは確かやけど…そんな隠してたかなあ。必要以上に暴かれるのが怖かった反面やねんけどな
他意はないのだ。ほんまやって。
圧倒的すぎて、今はもはや次元の違う目の前の人に感服せざるを得ない。
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黒(プロフ) - コメントありがとうございます〜励みになります！ゆっくりがんばります！笑 (7月9日 2時) (
レス) id: d09190f8df (このIDを非表示/違反報告)
白雨天音（占ツク参戦！）(プロフ) - いつも見させてもらってます！久し振りに更新してて発狂しました…………此れからも頑張ってください。 (6月20日 19時) (レス) @page6 id: a05dba853a (このIDを非表示/違反報告)
rimu(プロフ) - ちょっと遅れましたけど続編おめでとうございます！これからも応援してます！頑張ってください！ (2022年11月18日 0時) (レス) @page2 id: 251d2d6b95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒
| 作成日時：2022年11月16日 23時
