↓ ページ7
『別に俺も野蛮な訳ちゃうねん。シッマのこと探してて、仕事ばっくれてるだけや。』
パイモン「じゃあ、旅人のことを、あいぼー！って言ってたのは何なんだよ！」
旅人「タルタリヤに似てる。……ファデュイの人、だよね？」
ようやっとまともに喋ったと思えば、確信をついてくる相棒に関心する。
名前くらい利敵でもないし、タルタリヤが名乗ってるなら俺も大丈夫か。まあバレへんやろ。そんな気持ちで一つため息、諦めのため息だ。
『俺はファデュイ執行官の『脅威』、ゾムや。スメールに来たのはシッマを探すためやから、お前らと仲良くしようとかスパイしようとかそんなんは一切無い。』
パイモン「ふ、ファデュイ！おい、尚更そんなやつにコネシマのことを教えるわけないだろ！」
旅人「コネシマはスメールの賢者で、俺たちにはスメールシティで待ってるとしか言ってないよ。」
パイモン「お、おい旅人！」
物分りの良い相棒があっさりシッマのことを教えてくれる。
こっちは話した、だから草神について教えて。なんて言うけど、俺はそれどころじゃない。
賢者？この国の？今回の"計画"に参加してるやつの中で金髪なんておらんかったはずやし……
『……六大賢者、ってやつか？はあ〜…………………………』
もしかして、俺がちゃんと仕事をしてたら出会えてた…ってことか。
はあ。シッマに出会ったらファデュイなんて辞めて元の世界に帰る方法探すつもりやし、
それは博士にあっさり見抜かれてるからまさか仕事をこなせば出会えるだなんて思ってもなかったわ。
なんやねん、アイツ。
『仕事に戻らなあかんわ。じゃ、』
パイモン「な、じゃ！じゃないぞ！！草神について教えてくれるんじゃなかったのかよー！！」
『草神の崇拝者なんてそこら辺におるから捕まえたらええやん！じゃあ俺急いどるから！』
炎をジェットのように使って、煙幕を巻いてそこから立ち去る。そうすりゃ、善人の旅人さんが執拗に追いかける理由なんてのはなくなる。
さて、部下はどの辺におるかなー。どんな無能でももう流石に終わらしてるやろ！
その後、部下から六大賢者の一人をとりのがしてしまいました！なんて聞いて、俺はまた深くため息をつくことになる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うつ(プロフ) - 白雨天音（占ツク参戦！）さん» 横から第三者が失礼致します。伏せ字を使用された方が作者様も安心されると思います！あと自分もそれみたいです…！横からお邪魔しました。 (2023年4月1日 1時) (
レス) id: 6c3e022369 (このIDを非表示/違反報告)
白雨天音（占ツク参戦！）(プロフ) - すみません初コメ&リクエストです！オスマン×東方project出来ますか?! 《内容的なの》古明地姉妹のお兄ちゃんのオスマン(軍の幹部)が実は人じゃなく妖怪なのが他の皆にバレてしまった ｯ的なのです。 (2023年2月9日 19時) (レス) id: a05dba853a (このIDを非表示/違反報告)
Sylvia(プロフ) - うわーーーーー！めちゃくちゃ好きです！！是非とも一番最初のお話の続きなど見たいです！更新期待しております！！ (2023年1月30日 16時) (レス) @page4 id: 6371ae5dae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒
| 作成日時：2023年1月30日 14時
