104話〜芝山side〜 ページ6
〜芝山Side〜
ずっと話したいって思っていたAちゃん
緊張で頬が熱くなっているのが伝わってくる
あ…思っていたより、目線の高さ一緒なんだ……
夜久｢で…なんで俺と話したいの？｣
夜久さんの顔も少し赤い様な気がする
A｢あの…夜久さんが…
私の推しに似てるんです！！！｣
…え……？
夜久｢…推し…？｣
研磨さん以外は少しの間思考が停止した
A｢そうなんです！もう…推しの
両頬を抑えて、小さく悲鳴を上げている
黒尾｢誰、時雨さんって…｣
黒尾さんが隣にいる研磨さんに訊ねた
孤爪｢AがハマってるRPGの女キャラ。Aの好みどストライクなんだって｣
｢これ｣と言って、スマホの画像を見せてくれた
確かに、夜久さんをポニーテールにした感じの女の人だった
A｢女性なのに、男らしくてイケメンなんです！それに、決めゼリフがカッコよくて！！｣
孤爪｢これがセリフ。言ってみてよ｣
研磨さんはスマホを夜久さんに渡していた
研磨さん…意外と楽しんでる……？
夜久｢なんで俺が……｣
苦笑いしている夜久さんをAちゃんは期待の眼差しで見ていた
夜久｢分かったよ…｣
夜久さん渋々といった感じで、溜め息をついた
次の瞬間、Aちゃんの手首を掴むと壁に押し付けた
A｢え…っと｣
夜久｢辛いなら俺の前だけで泣け…
何があってもお前を守り切ってやるから｣
A｢は、はいぃ〜……｣
数秒見つめ合うと、夜久さんはAちゃんから距離を取った
夜久｢恥ずっ！ごめん！｣
灰羽｢なんか、夜久さんじゃないみたいですね｣
海｢上手だな｣
A｢ありがとうございますぅ〜｣
犬岡｢泣いてる！？｣
泣いてるAちゃんを福永さんと犬岡が落ち着かせようとしている
黒尾｢思ってたのと全然違くてショックだった？｣
黒尾さんはニヤニヤしながら夜久さんの脇腹を小突いた
夜久｢ショック…うーん……別にそこまででもないな｣
山本｢え！女と同じですよ！？｣
夜久｢そうなんだけどさ〜…Aの笑顔が可愛いから…良しとしようかなって……｣
夜久さん…照れてる……？
猫又｢おーい。そろそろ試合始まるぞ｣
｢｢はい！！｣｣
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ミント - 来客が来た時には砂をかけるのが礼儀ってｗｗｗ (2023年2月10日 21時) (
レス) @page36 id: 85cc2908e9 (このIDを非表示/違反報告)
つーぼ - へっぽこリエーフwツボだわ (2020年8月14日 18時) (レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
猫ピース(プロフ) - 薊さん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきます。 (2020年6月25日 12時) (レス) id: 5b1a54fd8f (このIDを非表示/違反報告)
薊 - 127話で侑が治のこと呼ぶとこが、ツムになっていますよー (2020年6月21日 16時) (レス) id: c593b9094d (このIDを非表示/違反報告)
猫ピース(プロフ) - さなやさん» 少し縁下さんをかっこよく書いてみようと思考を凝らしました笑作品を好きと言っていただけてとても嬉しいです！Part4もよろしくお願いします！！ (2020年2月15日 10時) (レス) id: 055642fb6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫ピース | 作成日時：2018年12月29日 7時
