影山妹は…はい。モテますよ…Part3

138話 ページ41

A｢烏養コーチ、武田先生。本日はよろしくお願いします！｣



烏養｢よろしくな。影山妹｣



武田｢よろしくお願いします！｣



金髪にピアスの派手な烏養さん、そして料理が得意な武田先生の組み合わせは、傍から見るとヤンキーと真面目くんだ



烏養｢お前のことは、よく知ってるぞ｣



烏養コーチはニヤニヤと笑みを浮かべた



A｢え？何でですか｣



お兄ちゃんが私のこと話してたりするのかな…



烏養｢鷲匠監督が、影山妹のことをよく愚痴るからな｣


A｢え、なんて言っていたんですか…｣



鷲匠先生の名前が出てきたので、条件反射で質問してしまった



烏養｢仕事はできるけど、どこか抜けている所があるから見ていて危なっかしい、ってな｣


A｢何も言えないです…｣



色々問題起こしちゃってるし、こればかりは反論できないや



武田先生は隣で苦笑している



武田｢少しの間ですが、うちの烏達をお願いしますね｣


A｢はい！｣



＿＿＿＿＿



今日最初の試合相手は、梟谷



木兎｢お！Aは烏野にいるのか！！｣



A｢はい。そっちのマネージャーは…｣



清水｢よろしく｣



我らが女神、清水さんだった



田中｢潔子さぁあん！！｣



西谷｢烏野に戻って来てくださぁい！！｣



清水｢ローテーションだから無理｣



ピシャッ、と言い放つと梟谷にベンチに行ってしまった



相変わらずクールで美しぃ…



日向｢木兎さん！今日こそ勝ってみせますよ！！｣


木兎｢お！負けねぇぞ！！｣




＿＿＿＿＿





試合終了のホイッスルが鳴り響く



澤村｢整列！｣


｢｢うっす！｣｣



最後に烏野の試合を見たのは、IH予選だっけ


東京に来てからの烏野は見違えるほど成長している



澤村｢フライング一周！｣


　｢｢はい！｣｣



梟谷との試合でも20点台の接戦だった


うちも負けてられないな……



A｢お疲れ様です。ドリンクどうぞ｣


日向｢サンキュー！｣


澤村｢助かる｣



一人一人にドリンクを渡していく



A｢どうぞ、旭さん｣



東峰｢え、あ…ありがとう｣



あれ、あからさまに目を逸らされた…？

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