126話〜岩泉side〜 ページ28
〜岩泉side〜
及川「今から大富豪するよーー!!」
「じゃーん!」と言いながら、トランプを布団の上に置いた
矢巾「よっしゃあ!」
金田一「イイっすね!」
矢巾と金田一は待ってましたと言わんばかりに目を輝かせている
国見「えー……」
花巻「国見ー。あからさまにめんどくさそうな顔すんなよー」
花巻は、寝ようとしている国見の布団を引き剥がした
めんどくせぇな……
及川「岩ちゃんは強制参加だからね!」
岩泉「なんで俺は強制なんだよクソ川」
掴んでいた枕を投げるが、サッと避けられた
矢巾「罰ゲームとかやるんですか?」
矢巾の質問に、及川は腕を組んで考え始めた
及川「んー…
知り合いの女の子に電話をかけるっていうのは?」
花巻「ハードル高っ!」
渡「こんな夜遅くに出てくれる人いますかね」
やべぇ…絶対負けられねぇ……
_____
及川「はい、岩ちゃんの負けーー!!」
がはは、と及川は仰け反っりながら笑った
よし。一発ぶん殴るか
国見「岩泉さん、女の子の連絡先持ってるんですか?」
岩泉「お、おう……いるぞ」
見栄を張っているとは言ったが、頭の中には誰一人思い浮かべられなかった
松川「もちろん家族以外の女の子だからね?」
岩泉「わ、分かってるわ」
最悪母ちゃんにかけようと思っていたのにな……
連絡先を下に辿っていく
ふと、一人の名前が目に入った
“影山 A”
出てくれんのか
忙しくて寝てるんじゃ……
少しドキマギしながら着信ボタンを押す
繋がった……
『もしもし』
_____
及川「で。お相手は誰だったの〜」
岩泉「影山だ…」
及川「えぇ!?ずるい!!」
「俺も負ければよかったー!」とぶつくさ言い始めた
花巻「ふーん…元気そうなの?」
岩泉「おぉ」
Aが東京にいることは言わないでおこう
他の奴らが知ったら面倒だからな
岩泉「そろそろ寝るから電気消すぞ」
「「うぃー」」
及川「岩ちゃん!俺に子守唄」
岩泉「永遠に眠る子守唄歌ってやろうか」
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ミント - 来客が来た時には砂をかけるのが礼儀ってwww (2023年2月10日 21時) (レス) @page36 id: 85cc2908e9 (このIDを非表示/違反報告)
つーぼ - へっぽこリエーフwツボだわ (2020年8月14日 18時) (レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
猫ピース(プロフ) - 薊さん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきます。 (2020年6月25日 12時) (レス) id: 5b1a54fd8f (このIDを非表示/違反報告)
薊 - 127話で侑が治のこと呼ぶとこが、ツムになっていますよー (2020年6月21日 16時) (レス) id: c593b9094d (このIDを非表示/違反報告)
猫ピース(プロフ) - さなやさん» 少し縁下さんをかっこよく書いてみようと思考を凝らしました笑作品を好きと言っていただけてとても嬉しいです!Part4もよろしくお願いします!! (2020年2月15日 10時) (レス) id: 055642fb6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫ピース | 作成日時:2018年12月29日 7時