112話 ページ14
うん。もう赤くないな
さっきまで赤かったほっぺを確認して、｢よし｣と少し気合いを入れるように声を出す
よし。あの人のところに行かなきゃ……
A｢雀田さーん！｣
雀田｢何、どうしたの？｣
今日白鳥沢のマネをしてくれた雀田さんに声を掛ける
A｢お疲れ様です！ウチの選手が迷惑かけなかったですか？｣
雀田｢全然大丈夫だったよ！流石全国レベルだね。色々なことを学べたよ〜｣
A｢そうだったんですか
あの……特に前髪斜め切りの人とか赤髪宇宙人先輩とかには意地悪とかされませんでしたか？｣
雀田さんの耳元に近づき少し声を小さくして話す
そんな私を見てか、雀田さんはクスクス笑った
雀田｢そんなこと無かったよ。皆いい人だったし｣
A｢あ、それなら良かったです！！｣
他校のマネがもしウチの変人に何かされたならこっぴどくシバこうと考えてた
よし。この調子でウチの変人からマネ達は私が守っていこう
雀田｢でも、やっぱり白鳥沢のマネはAちゃんじゃなきゃダメなんだなーって思ったよ｣
雀田さんはニコニコしながら私の肩を叩いた
A｢え？どういうことで｣
｢｢影山／Aちゃん｣｣
あ。終了の警報ベルが私の中で鳴っている
てか、警報ベル鳴り止みそうにないな
白布｢前髪斜め切りって誰のことかな｣
天童｢これはお仕置き決定かな？｣
やっぱり、白布さんと天童さんだ
ウン。サヨナラワタシ
A｢いーやぁぁぁぁーーー！！！！｣
まるで囚われの宇宙人のごとくズルズルと白鳥沢に引きずられていった
＿＿＿＿＿＿
清水｢……コント？｣
近くで見ていた清水がボソッと呟いた
雀田｢見えるよね〜｣
雀田は、白鳥沢の選手の視線が試合以外の時はAに向けられていたことを思い出して口角を上げる
雀田｢Aちゃん、愛されすぎ｣
白福｢それな〜｣
谷地｢分かります｣
四人のマネージャーは引きずられていくAを眺め、頷いていた
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ミント - 来客が来た時には砂をかけるのが礼儀ってｗｗｗ (2023年2月10日 21時) (
レス) @page36 id: 85cc2908e9 (このIDを非表示/違反報告)
つーぼ - へっぽこリエーフwツボだわ (2020年8月14日 18時) (レス) id: f4d4b73c32 (このIDを非表示/違反報告)
猫ピース(プロフ) - 薊さん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきます。 (2020年6月25日 12時) (レス) id: 5b1a54fd8f (このIDを非表示/違反報告)
薊 - 127話で侑が治のこと呼ぶとこが、ツムになっていますよー (2020年6月21日 16時) (レス) id: c593b9094d (このIDを非表示/違反報告)
猫ピース(プロフ) - さなやさん» 少し縁下さんをかっこよく書いてみようと思考を凝らしました笑作品を好きと言っていただけてとても嬉しいです！Part4もよろしくお願いします！！ (2020年2月15日 10時) (レス) id: 055642fb6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫ピース | 作成日時：2018年12月29日 7時
