影山妹は…はい。モテますよ…番外編

体育祭 8 ページ8

結局、全種目の決勝戦は全て勝利した


結果は見なくてもわかる。優勝だ



　｢いや〜、スゴいねー！！｣


　｢本当に優勝しちゃったな！！｣



クラスメイトは優勝したことを心の底から喜んでいる


まぁ、私も嬉しいけど……



A｢疲労感やばし……｣



生まれてからこんなに疲れたことないと思う……



五色｢影山〜！やったな！！｣


A｢うん…｣



｢いえーい｣と五色君とハイタッチする



五色｢残るはリレーだな！｣


A｢そーだね…五分くらい休みたいんだけど……｣



ポーン…



　『リレーに出場する選手は、テント前に集まってください』



なんでこのタイミングで招集されんのさ！？



五色｢ほら、行くぞ！！｣


A｢休みをくれ〜…｣



五色君に引きずられながらテントに向かった


＿＿＿＿



瀬見｢影山、ヘロヘロじゃねーか｣


A｢体力に限界がきてるんですよ………｣



全種目出て、疲れない人なんていないと思う…


テント前にはガタイのいい運動部部員がうじゃうじゃと集まっている



白布｢なら、俺と順番変えて走った方がいいよな？｣


A｢いいんですか…？｣


白布｢その方がいいだろ…｣



あー…白布さんが神に見えてきた……


手を合わせて拝んでしまう…



瀬見｢若利はそれで大丈夫か？｣


牛島｢問題ない｣



走る順番を白布さんと変えてもらって、


瀬見さん→白布さん→五色君→私→牛島さんの順番になった



　『開始五分前です』



五色｢円陣とか組みます？？｣


瀬見｢それいいかもな！｣


A｢四人でどうぞどうぞ…｣



ここに女子がいること自体珍しいのに、これ以上目立つの嫌だし…



牛島｢影山も入らなければ意味が無いだろう｣


A｢わ！｣



牛島さんに肩を掴まれ、円陣の中に入らされる



白布｢掛け声どーするんですか？｣


瀬見｢ここはやっぱり若利だな｣


牛島｢分かった……


バレー部…ファイ｣


　｢｢｢｢オーー！！｣｣｣｣



周りの人達はびっくりしている


恥ずかしいけど…とりま、頑張っていきましょ……

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