文化祭 9 ページ47
Aに案内され、牛島と山形はメニューに目を通す
結局、岩泉の上着は身長の関係で牛島が着ることはできず、Aが丁寧に畳んで保管している
山形｢へー、結構本格的だな……若利、このメガ盛りパフェに挑戦してみないか｣
牛島｢過度な糖分は体に悪いぞ｣
山形｢言うと思ってたけどさ……｣
A｢注文決まりましたか？｣
水の入ったグラスと注文票を持ったAが笑顔で接客を始めた
山形｢俺はこのパンケーキとアイスティー。若利は？｣
牛島｢影山が勧めるものが欲しい｣
A｢私のオススメですかー？分かりました、少々お待ちください！｣
パタパタとテーブルから離れていき、クラスメイトにオーダーを伝えている
山形｢それにしても、若利が上着貸すなんてな｣
牛島｢あれは俺達白鳥沢の色だ。影山が他の色に染まると嫌悪感を抱く｣
牛島の発言に一瞬思考が止まるが、次第に山形は笑い声を上げた
山形｢ははっ！お前の独占欲、本当にすごいな！それによく気がついていない影山も｣
A｢お待たせしましたー！パンケーキとアイスティー、そして……私のオススメのメガ盛りパフェです！｣
器から溢れそうなホイップやチョコレートソースの掛かったアイスの入ったパフェが牛島の前に置かれる
山形｢ま、じかよ｣
牛島｢……影山｣
A｢牛島さんのドリンクはアイスコーヒーにしました！ごゆっくりどうぞ！！｣
いつもなら愛おしいと思えるAの笑顔が邪悪な笑みにしか見えなかった、と後々牛島は語っていた
山形｢くふっ……わ、若利、影山のオススメが食べたかったんだろ｣
笑いをこらえようとするが山形の体は小刻みに震えている
山形｢よかったな、飲み物は甘くなくて……ふふっ｣
牛島｢……｣
山形｢ちょ、無言でスプーン押しつけてくるなって！！｣
＿＿＿＿＿
一方、長蛇の列を捌ききったバレー部員達は屍状態になっていた
瀬見｢お、わった……｣
大平｢まさか午前中に完売するなんてな｣
白布｢………｣
天童｢大変！賢二郎が息してない！！AーEーDー！！｣
白布｢かろうじて……生きてます｣
瀬見｢あ、生きてた｣
大平｢完売したって他の奴らに連絡しておくか｣
天童｢おねがーい｣
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猫ピース(プロフ) - あんこさん» ありがとうございます！更新が遅くなってしまっていますが、早く上げられるように頑張ります！！ (2020年6月4日 9時) (
レス) id: 5b1a54fd8f (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - めちゃ好きです！更新頑張って下さい！ (2020年5月30日 13時) (レス) id: 922d9dcc2b (このIDを非表示/違反報告)
猫ピース(プロフ) - 愛甘さん» コメントありがとうございます！文化祭のリクエストはいただいているので、お泊まり会を書かせていただきます！！ (2020年4月27日 12時) (レス) id: 0e0afae3b3 (このIDを非表示/違反報告)
愛甘(プロフ) - 本編も面白いですが、番外編もとても面白いです。文化祭とかお泊まり会見てみたいと思いました……。更新頑張ってください！ (2020年4月26日 22時) (レス) id: 93aef9f3cf (このIDを非表示/違反報告)
猫ピース(プロフ) - 波瑠さん» コメントありがとうございます！文化祭ですね！了解です！！ (2018年7月19日 10時) (レス) id: d5b0f2b75f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫ピース | 作成日時：2018年4月30日 15時
