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遊園地 6 ページ33

次は牛島が乗ったことのないと言っていたコーヒーカップになった


ジャンケンをして、牛島・山形・瀬見、大平・天童・川西、白布・五色・Aと別れてそれぞれコーヒーカップに乗り込んだ



牛島「これがコーヒーカップか…」


山形「若利は本当に初めてなんだな」


瀬見「真ん中のハンドルを回すと速くできたりするんだ」



牛島は興味深そうにハンドルに手を置いた



天童「ねぇねぇ!思いっきり回してもいい?」


大平「俺は構わないけど…太一は大丈夫か?」


川西「大丈夫です」



キャッキャッとはしゃぐ天童を見て、腹を括ろうと二人は心の中で呟いた



A「私好きなんだよねー、コーヒーカップ」


五色「面白いよな!風切る感じが俺好き!!」


白布「回すのは別にいいけど…加減しろよ」



 「はーい!それではスタートー!!」



スタッフのお姉さんの掛け声と共にコーヒーカップが動き出す



A「よーし!回しまーす!!」



「それー!」という声と同時に勢いよく回す



五色「ヒャッフー!!」


白布「お、おい…もう少しゆっくりでもいいんじゃないか」



少し声が震えている白布をAは見逃さなかった



A「あれれ〜?もしかして、白布さんはコーヒーカップ苦手な方でしたか〜?」


五色「そうなんですか!?」


白布「………そんなわけないだろ」


A「声ちっさ!!」



しかし、Aはハンドルから手を離そうとはしなかった



A「大丈夫なら、もっと速くしますね」


白布「は?」



ニコッと微笑むと、ハンドルを握る力を強くしてさらに速く回し始めた



A「アッヒャヒャヒャヒャ!!」


五色「笑い方!!」


白布「マジでやめろ影山……ウプッ!!」



青白い顔をした両手で口を押さえている



山形「今度は影山が笑い狂い始めたぞ…」


瀬見「賢二郎…ご愁傷様……」


牛島「そうか。あのくらい回せばいいのか」



牛島がハンドルを握りしめたのを二人は慌てて止めた



瀬見「若利!あれは異常なだけだから!!」


山形「そうそう。俺達はのんびりしよう!な?」



説得していると、ヒュッと隣を何かが横切った



天童「たーのしー!!」



それは天童達が乗ったカップだった


グルグルと高速回転しているカップでは、大平と川西が上を向いて伸びていた

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猫ピース(プロフ) - あんこさん» ありがとうございます!更新が遅くなってしまっていますが、早く上げられるように頑張ります!! (2020年6月4日 9時) (レス) id: 5b1a54fd8f (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - めちゃ好きです!更新頑張って下さい! (2020年5月30日 13時) (レス) id: 922d9dcc2b (このIDを非表示/違反報告)
猫ピース(プロフ) - 愛甘さん» コメントありがとうございます!文化祭のリクエストはいただいているので、お泊まり会を書かせていただきます!! (2020年4月27日 12時) (レス) id: 0e0afae3b3 (このIDを非表示/違反報告)
愛甘(プロフ) - 本編も面白いですが、番外編もとても面白いです。文化祭とかお泊まり会見てみたいと思いました……。更新頑張ってください! (2020年4月26日 22時) (レス) id: 93aef9f3cf (このIDを非表示/違反報告)
猫ピース(プロフ) - 波瑠さん» コメントありがとうございます!文化祭ですね!了解です!! (2018年7月19日 10時) (レス) id: d5b0f2b75f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫ピース | 作成日時:2018年4月30日 15時

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