そこの○○○○、落ち着こうか。[呪術廻戦]【男主】【番外編】

◆現世:ネコショタ×最強+元最強。 ページ45

悟side


…今、何が起こったんだろう。

ただ、いつも通りAと学校から帰っていた、それだけだけだったのに。

急に現れた、いるはずのない呪霊。

僕もAも、呪いがまだ見えている事に多少驚いていた。

そこまでは、まだ良かった。

その直後に、見覚えのある男が、聞き覚えのある声と術式でその呪いを祓ったんだ。

？「_____術式順転…“蒼”」

呪霊は吹っ飛ぶ。

そして祓われる際に、Aに呪いを掛けたのを、僕は見逃さなかった。

悟「ッ、A！！」

？「っ、………は？」

僕がAの名前を呼ぶと、その男もその名前に反応して此方を振り返り、そしてその小さなサングラスから覗く瞳を丸くさせる。

僕はそれよりも、Aの安否が重要で。

もくもくと煙が晴れていくと。

『……へぅ…？』

悟「いや待ってかっっっっわよ」←

猫耳生えて尻尾ゆらゆらさせてショタ化したAがいた。

はい僕得。美味しい。←

男はずかずかと僕らの方へと歩いてくる。

そして。

？「オイ、オマエ。どういうことだ。______何で俺が二人いんだよ。」

見覚えのある、黒い制服。日に照らされて銀色のように煌めく白髪。小さめのサングラスから覗く、蒼い瞳。

……何よりその声と、クソ生意気な態度。

前世の高専時代の僕が、そこにはいた。

いやでも、そっくりさんかもしれないし？？？

そう思考を巡らせていると。

『…お兄さんたち、誰…？双子なの…？』

悟×2「「エ」」←

【速報】呪霊のせいでAの記憶が吹っ飛んだようだ。

悟「僕！僕だよ！！Aの大大大好きな彼氏の悟君だよ！！」←

悟[は？キショッ、僕って言った？何この俺キッモチワリィ、オ"ッ"エ"ー]

悟「君ちょっと表出ろ？」

悟[は？嫌だね☆]

あぁ、うん。これ確かに僕だわ。←

『？喧嘩は、め！だぞ？』

悟「[は？天使。]」←

め！って言った？ねぇ言ったよね！？！？！？←

僕と前世の高専時代の僕は声をハモらせてAを抱き締めました。ハイ。←

◇→←◇

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