そこの○○○○、落ち着こうか。2[呪術廻戦]【男主】

50 ページ10

五条side


まず、傑の説得に成功。一度殺して死んだことにし、硝子に反転術式を使ってもらい、生き返らせた。

そして、A。

死んだはずの、僕の弟。

街中で見かけたときは、本当にビックリして。夢なんじゃないかって、何度も思った。

けど、悠仁や野薔薇、恵のおかげで、現実だって分かった。

Aの家の住所と、職場を調べ上げ、そこに突撃した。

嬉しかった。

生きててくれたから。

また、会えたから。

嬉しさで自分がどうにかなってしまいそうだった。

自分が抑えられなくて、噛んだり、キスをしたり。

独占欲丸出しにしてしまったり。

大人げないな、僕は。

でも、それでも、もう大切な人を無くしたくない。失いたくない。

そばにいてほしいんだ。どうしようもなく。

『悟。』

その声で、僕を呼んでよ。僕を欲しがってよ。…同じところまで、堕ちてきてよ。




…A。

…これが、僕の本音。ちょっと重くなっちゃったね？いや、大分か。

でもこれ程僕はAを愛してる。ブラコンって言われても、変態って罵られても、構わない。

ねぇ、A。

僕と同じ地獄を歩んでよ。



悟「…ククッ…」

『(え、何笑ってんだろ。怖。←)』

51→←49

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す