そこの○○○○、落ち着こうか。2[呪術廻戦]【男主】

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五条side


何気に初僕sideじゃない？これ←

まぁいいけどさw……今から少し、僕の話をしようと思う。

10年前、僕の最愛の弟、双子の片割れのAが僕たちの前で死んだとき。どうしようもない怒りが生まれた。

それは、天内と灰原が死んだときよりも、何て言うのかな…取りあえず、凄い怒りを感じて。

それと同時に、僕がなんであんなにAに執着していたのかが分かった。

僕………俺は、Aが好きだったんだ。

双子だろうが兄弟だろうが男同士だろうが関係ない。

なのに、気付いたときには遅かった。…遅すぎたんだよ。

改めて、自分の無力さを実感した。それと同時に、この世界を、Aを殺したこの世界を呪おうとした。そんなことしてもAは戻らないから、しなかったけど。

何故なんだろう。守りたいひとを、僕は誰一人として守れない。

傑に関してもそうだった。あいつは呪祖師になってしまった。

皆みんな、僕から離れていく。消えていく。…いなくなっていく。

嫌だ、嫌だ。

離れていかないで。

僕のその願いは、色んな意味で叶うことになる。

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