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33(過去編) ページ39

貴方side


『おーい、悟兄さーん、夏油ー!○○廃病院で一級呪霊出たから僕らで退治しにいくよー!←』

悟「は?一級なのに3人で行くの??上の奴等ついに腐ったのか?←」

夏「もともと腐ってるだろう。←」

『はいはい腐ったミカンのバーゲンセールの話は良いから行くぞ〜』

まだぶつくさ文句を言っている悟と夏油を外においやってから、硝子の方を向く。

『…じゃあ僕…帰ってこないから。』

硝「…アイツら聞いたら怒るんじゃないか?」

『ははっ、考えただけでも背筋凍るね。…言うなよ。』

硝「あぁ。…A」

『ん?』

硝「…生きてたらまた会おう」

『…おー』

おい!早く来いよ!!という声が外から聞こえる。今行く!と返事をして、外へ出る。

…ごめんな、悟、夏油。僕もう耐えられない。灰原が死んで、改めてこの世界はクソだ、と感じた。

…もう人が、大切な人たちが死ぬのは、見たくない。

硝子には僕の計画を伝えてある。硝子は最初驚いた顔をしていた。けれど僕の想いを伝えると、「分かった」と言って協力してくれた。

僕の計画はこうだ。

この廃病院の任務で致命傷を負う。しかも相手は特級呪霊。報告書を僕が作り変えたのだ。

そして悟と夏油に死んだと思わせる。思いこんだそのあとに術式で時を止めて何処か遠くへ逃げる、というわけだ。

失踪という手も考えたが、悟や夏油、五条家の奴等が探しに来るだろうから。

…なら死んだことにすれば、いい。

僕は車に乗り、揺られながら窓の外を見てから、アルプス一万尺をしている悟と夏油を見る。

…最後の2人の馬鹿はアルプスかよ…
まぁ、コイツららしくていいか。←

僕は微笑みながらそれを見る。悟に「何で笑ってんの?」と怪訝そうな顔をされたが。←

そ、そんな顔すんなよぴえん…←

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寝子ちゃん - 初コメ失礼します!画面の前でめっっっちゃニヤニヤしちゃうくらい良かったです!! (2021年2月25日 17時) (レス) id: 5563823ffc (このIDを非表示/違反報告)
黒猫静 - オトさん、ひきねこさん、ありがとうございます!!嬉しい(((( (2021年1月18日 0時) (レス) id: e2d9da3aac (このIDを非表示/違反報告)
ひきねこ - めっちゃ面白いんですが(唐突)そのせいで画面の前で色々と悶えてますwえーと、続編の方も頑張ってください!読みに行きます、応援してます! (2021年1月17日 23時) (レス) id: b9ac26b4ea (このIDを非表示/違反報告)
オト(プロフ) - 真人が仲間なの凄い好きです!ありがとうございます!順平生存ルートも好きです!夏油の生存呪術師ルートも好きです!この作品めちゃくちゃ好きです!更新頑張って下さい!続編も絶対見ます!この作品書いてくれてありがとうございます! (2021年1月17日 9時) (レス) id: 480cdeed04 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫静 - 皆さん…ありがとうございます!続編出来ましたので、そちらでもぜひコメントを…!(((殴 これからもがんばります♪ (2021年1月16日 15時) (レス) id: e2d9da3aac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫静 | 作成日時:2021年1月8日 2時

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