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葉「おばちゃんからも!」
『ｷﾗｷﾗ!〉苺ちゃん!?ありがとう！ｗ』
葉「上手い事隠して１人で食べるんだよ?」
そう言ってウィンクしたおばちゃんにAがふふｗと笑って、皆でワイワイしていると
「何店前で騒いでやがる!?」
『〈ﾋﾞｸｯ!!!〉』
葉「ちょ、ちょっとヤダよー魚雅(うおまさ)さん；
大きな声出して!ビックリしたじゃないか!；」
男は八百屋の斜め向かいに位置してる魚屋の大将魚雅勘助だった、
昔から近所じゃ有名な頑固親父でヤクザ顔負けの強面なのもあって子供達からは怖がられていたが
魚「おいチビ公、今日魚は?」
『煮魚にするんだけど』
魚「なら鰆詰めてやるから早くしろ」
『はい♪』
Aはおばさんに乾さんに別れを告げると尻尾をピンと立てて魚雅さんの後を追った
乾「はぁ〜あのAちゃんも良く魚雅の大将に懐いてるよな〜
近所のガキども何て顔みただけで逃げ出しちまうのによー」
葉「あたしも初めは驚いたけど、Aちゃんには分かったんだろうねー
猫の勘て奴で」
『〈じぃーーー〉』
〈スッ‥スパッ!スパッ!〉
Aはカウンター越しに鰆を捌く魚雅を見ていた
滑るような手つきで捌いてはトレーに載せていく
『ほぅ‥〉きれい‥』
魚「・・・」
毎日見ていても飽きないと言える彼の魚捌きにAは思わず呟いた
魚「学校‥」
『！』
魚雅の言葉に顔を上げると、彼は手元の魚を見たまま言った
魚「今度は馴染めそうか?」
『‥うん、大丈夫!今日ね、お友達も出来て‥
駅まで一緒に帰ったんだ、他の子もね!今度一緒に帰ろうって‥言ってくれたの//』
嬉しそうな顔をするAに
魚「そうか」
と魚雅も口角を上げた、魚雅がトレーに乗せたものをパックする頃
同時に焼いていた魚がパチパチと音を立てながらいい香りをさせていた
『〈ぐぅううう〉/////!!』
朝に食パンを一枚かじっただけだったAの腹が鳴った、
恥ずかしさに耳をヘタレさせてお腹を抑えていると
魚「コレはカミさんの分だ」
魚雅が焼けた魚をほぐして、それを小さなおにぎりにし皿に乗せると
魚「わりぃーけど、アイツのとこに置いてきてくれ」
『//はい！』
Aはその皿を受け取ると、靴を脱いで店と繋がっている家のスペースに上がった、
その部屋はいつも魚雅が食事してテレビをみる所で、Aは部屋の隅に置いてある仏壇に近づいた
仏壇にある写真の前におにぎりのお皿を置くと、
〈チーン〉
リンを鳴らして、手を合わせたA
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NoA(プロフ) - のんびり屋さん» のんびり屋姫、うはー！有難う御座いますー・゜・(ノД`)・゜・最近亀更新気味ですが完結までしっかりと書ききりますので最後までお付き合い頂けると嬉しいです☆ (2019年3月2日 15時) (
レス) id: 2133b2cea6 (このIDを非表示/違反報告)
のんびり屋 - すごく面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年2月28日 23時) (レス) id: 900a9a6be6 (このIDを非表示/違反報告)
NoA(プロフ) - いまづきさん» いまづき姫、ひゃー!!!応援ありがとうございます!!!諸事情により１５日までは更新できなくなってしまうのでもう暫くお待ち下さいませヽ(；▽；)ノ (2019年2月10日 1時) (レス) id: 2133b2cea6 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ 応援してます！ (2019年2月9日 20時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
NoA(プロフ) - 夕美さん» 夕美様、コメント有難うございます。毎回外しているのですが更新後に自動でついてしまうので原因を解明中です、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 (2019年1月21日 9時) (レス) id: 0eef8bafca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NoA | 作成日時：2019年1月15日 11時
