14:帽子 ページ14
「それで、私は敵に云ったんです。『くっ、例え貴方に負けても、此の世界は貴方に負けはしない!』そう云えば敵は『ふっははは。貴様はもう勝ち目などない!諦めて死ねえっ』」
「それで?!それで、どうしたの?! 」
「すると突然敵が聖なる光に当てられて消滅したんです!そして最後に私は『…最後は正義が勝つのです!』と夕日を浴びながら云いました!」
「かっこいい!かっこいいわ!あえて敵のフラグ発言を利用して倒す!流石キュメはーと!」
顔を輝かせて云う女の子。
あれから、かれこれ数十分。すっかり私と女の子は仲良くなっていた。
「キュメはーと!次は他の話をして!もっと、おもしろいの!」
「そうですねえ、ではお話の前に貴方の名前を教えてください」
そう云うと気まずそうに下を向いた。
小さな声で「でも…」と口篭っている。
「大丈夫です!貴方の名前を皆には云いません!プリキュメは交わした約束は絶対守ります!」
女の子は少し黙ったあと、小さく
「中之条…涼香」
と、恥ずかしそうに云った。
「成程、涼香ちゃんですか!よろしくです涼香ちゃん!改めまして私はキュメはーと!正義の味方です」
「うん、よろしくね。ではもっとお話を聞かせて?」
「はい!では次は私の他のプリキュメの話を…『我が名はキュメリント!この世の全てを従わせる者!』と厨二病のプリキュメが現れたんです。そして『貴様はキュメはーとだな?!キュメはーと、私と勝負しろ!』」
私はキュメリントのポーズを決める。
「『く、貴方はキュメリント?!何故此処に…「おい涼香誰だァ其奴」えっ!」
突然ドアが開いたと思うと其処にいたのは帽子をかぶった男の人だった。
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←13:誤解
249人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麗奈 - 続き気になる!!更新待ってます! (2018年3月19日 15時) (レス) id: fedde6cf0f (このIDを非表示/違反報告)
白雪?(プロフ) - そこまで強く言わなくても、、、 (2018年3月5日 22時) (レス) id: 8403ebf52e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - オリフラ立ってます。わざとじゃないならフラグ外してください。わざとであれば通報します (2018年3月3日 11時) (レス) id: f3d4df2922 (このIDを非表示/違反報告)
白雪?(プロフ) - とっても面白いです!続きが気になります!体調などに気をつけてください!次の投稿を楽しみにしています! (2018年2月15日 12時) (レス) id: 8403ebf52e (このIDを非表示/違反報告)
佰 - すごい続きが気になる! (2018年2月14日 6時) (レス) id: b55f1398de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:飴玉 | 作成日時:2018年2月12日 21時