ショタコン系少女、目覚めちゃいました。【文スト】 (ページ7)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:6,577 hit

早く起きて。ページ7

Aside

ルパンで安吾と別れた後、私は織田作を抱っこして太宰さんと一緒に家に帰った。

今日はもう織田作も起きないだろうという事で、その日は織田作を私の小さくなった衣服を着させて寝た。

そして今日。

太宰さんは
「Aと織田作を二人きりにしたくない」と、訳の分からない駄々をこね始めたので、上目遣いでお願いしてあげたら、上機嫌に家を出ていった。

太宰さんは上目遣いに弱いっと…ﾒﾓﾒﾓ←

今はまだ午前八時。私は外に出る事が許されていないから、本を読む事くらいしかする事が出来ない。

部屋にある本は殆ど読み尽くしてしまい、もう暇で仕方が無いので、織田作が起きるのをじっと見つめて待つ事にした。

「織田作ぅ…早く起きてよ…暇だよ」

＊・・＊・・＊
織田作(ショタ)side

此処はどこか分からない。

頭がくらくらする。

＿僕は＿俺は、誰なのだろうか？

全く、おもいだせない。

なんでだろう。＿＿＿＿

「んっ…」

この声は誰のものなのだろうか。

他の人？それとも自分？
…そんな事さえも分からないらしい。

うっすらと目を開けると、目の前には大きな目を輝かせて俺を見ている女＿と云うよりも、少女の姿があった。

「あっ！起きた！」

嬉しそうにニッコリと笑う彼女。
その姿に目が奪われる。

「自分の名前、分かる？」

柔らかい口調で話し掛ける。

「な、まえ？」

「うん」

何だったっけ、僕？、のなまえ。
…嗚呼、そうだ、たしか＿＿

「…おだ、さくのすけ」

「…よく出来ました」

そう云って、頭を柔らかくなでてくれる。
それが、心地よくて、つい

「…もっと、なでて」

まだ、ねぼけているような顔で、声で云った。

「！！…うん、撫でてあげる…！」

＊その頃のAの心境＊

(ああああああああ織田作可愛い「撫でて欲しい」なんて可愛すぎだろそれにあのトロンとした目可愛いすぎる声もホント(ry

ーーーーー
ショタ作sideは平仮名表記が多くなります(多分)