story35�狃禮�の悪夢�� ページ37
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──────ピッピッピッ。
そんな音が聞こえて私はうっすらと目を開ける。
ぼやけきってる視界に映るのは白色の天井、
すっと息を吸うと苦手な消毒液の香りが臭った。
『……病院か』
段々と意識が覚醒し始めてきて状況が判断出来てくる。
あの後、私は気絶をして、それからどうした
まだ痛む身体を起こして私は頭にゆっくりと手をやる。
『あの後、一体どうなったんだよ……』
降谷さんは、コナン君は、それと赤井やキュラソーは？
────ガラガラ。
考え始めた頭に一つの雑音が聞こえる。
音がした方に目を見やると童顔にキラキラと輝く髪の毛、それに驚いた表情をした降谷さんがいた。
「っ……やっと目を覚ましたのかA」
『……ええ、おかげさまです。それよりあの後どうなったんですか』
私がそう聞くと少し困ったように眉を潜めたが、少しして彼は口を開いた。
□
『そうでしたか、まさかキュラソーがな……』
「ああ、俺も彼女が犠牲になっていたのを知って驚いた。……それにお前が血だらけでコナン君に抱えられてるのにも驚いたがな」
いくら童顔だからって、じとーっとした目でこっちを睨むな降谷さん。
『あ、はい、物凄く深く反省してます。
そ、そうだ、家に帰ったらネビンズ作ってやろ…作りましょうか??』
「ネビンズ??……お前のコードネームのか」
ジト目をやめてキョトンとした表情をすると余計に童顔が際立つなーと思いながら、私は満面の笑みでこう言った。
『はい、2人とも無事だったからお祝いで。
それに、ネビンズはバーボンがないと作れないんですよ』
今回の事件でお互いが何を思って、どんな行動をしたのか。
例えば、貴方に名前を呼ばれた時にどこか安心した自分がいたとか、
そんな事を話しながら私は彼との夜を楽しもうじゃないか____。
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匿名 - 読んでて面白かったです！後、リクエストお願いしたいんですけどスコッチこと諸伏さんと降谷さんと主人公のちょっと遅めのバレンタインの話お願いいたします！ (2019年3月13日 0時) (
レス) id: 24edc1aa4d (このIDを非表示/違反報告)
Misa .k - とても面白いです！幼児化してしまって、警察で色々言われていたところは、1人で笑ってしまいました。次の更新楽しみにしています。 (2018年8月30日 19時) (レス) id: bbe8adb650 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 続きが楽しみにしてます (2017年5月28日 20時) (レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
srina(プロフ) - 純黒の悪夢やばいですね!!更新待ってます (2017年4月2日 12時) (レス) id: 80e36d9dfc (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - Aliceさん» 誤字ですね。ご指摘ありがとうございます(*_ _) (2017年3月26日 15時) (レス) id: 962162ec13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虚白 | 作成日時：2016年12月31日 21時
