story16 ページ18
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昨日、阿笠邸に泊まった私は哀ちゃんと2人きりで女子会をしたりと完全に阿笠博士を空気として扱っていた((
『……ああ、この幸せを胸に天国に逝きたい』
「なに馬鹿なこと言ってるの。準備したのなら早くポアロに行きなさい」
『相変わらず哀ちゃんは、そのドライクールな性格も魅力的だね』
そう言ってウインクをすると「はぁ」と溜息が聞こえたのは聞こえないふりをする。
『それじゃあ、また遊びに来るね!!』
「ええ、楽しみに待っておくわ」
そう言って私は哀ちゃんが事前に買ってくれた服に身を包みポアロへと向かった。
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ｶﾗｰﾝ
「いらっしゃいませ〜」
いつもと違う営業スマイルに丁寧な言葉遣い、となると今は私立探偵____安室透か。
『よう、安室さん!!
言われた通りに来ましたよ〜』
「ああ、加代さん。今から休憩に入るので、そこのテーブル席に座っておいて下さい」
言われた通りに座って待っていると彼はエプロンを畳みながら、私の向かい側に座る。
「それで、住むところとかは決まったんですか??」
『……安室さん。その喋り方なれねぇうえに
違和感凄いんだけど、なんとかならない??』
「僕も貴女を相手にだと違和感あるんですけど、周りの目もあるので我慢してください」
『………それならしょうがないか。
あ、そうそう住むとこだけど安室さんちに居候するから』
ミルクティーを飲みながら安室さんの質問に答えると、目の前でコーヒーを飲んでいた彼は
いきなり「ぶふぉっ」とむせながら蒼色の瞳をこちらに向けている。
「おま……正気か!?」
『安室さん、素が出てる。
もちのろん私は正気だし、本気っすよ??』
「いや、でもだからといって……ああああ!!」
なんでこの人はさっきから1人で百面相をしてるんだろ((
『何をそんなに慌ててるのか分かんねぇけど、駄目なんですか??』
「別に駄目って訳じゃないが……」
『じゃあ決まりっすね。安室さんのバイトが終わるまでコナン君達と公園で遊んどくから迎え頼みましたよ〜』
「おま、話はまだ終わってないんだが!?」
『あ、あと家で私と2人きりだからといって
変なことしやがったら牢屋ぶち込むからな』
それではまた後で、とにこやかに言うと
安室さんがﾋﾟｼﾘと固まったのを見て爆笑したのは、また別の話_____。
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匿名 - 読んでて面白かったです！後、リクエストお願いしたいんですけどスコッチこと諸伏さんと降谷さんと主人公のちょっと遅めのバレンタインの話お願いいたします！ (2019年3月13日 0時) (
レス) id: 24edc1aa4d (このIDを非表示/違反報告)
Misa .k - とても面白いです！幼児化してしまって、警察で色々言われていたところは、1人で笑ってしまいました。次の更新楽しみにしています。 (2018年8月30日 19時) (レス) id: bbe8adb650 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 続きが楽しみにしてます (2017年5月28日 20時) (レス) id: aa9084d7b6 (このIDを非表示/違反報告)
srina(プロフ) - 純黒の悪夢やばいですね!!更新待ってます (2017年4月2日 12時) (レス) id: 80e36d9dfc (このIDを非表示/違反報告)
雨音(プロフ) - Aliceさん» 誤字ですね。ご指摘ありがとうございます(*_ _) (2017年3月26日 15時) (レス) id: 962162ec13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虚白 | 作成日時：2016年12月31日 21時
