【ハイキュー】彼女がマネージャーをやる理由

目には見えない優しさが ページ8

結果、敗北。





「いい試合でしたね」




それを告げて選手の元へ行く。



烏野はこの試合でいろいろ学んだ。




いい収穫になったと思う。



かといってのんびりはしてられないけどね。






「もう一回！！」





そう叫んだ翔陽。


ドリンクを配ってた私は翔陽にタオルを投げる。




お前何言ってんの、的な目で。





「なにすんだよ！」

「タオルだっただけマシだろ！！ドリンクが良かったか！？」

「ドリンク投げる気だったの！？」




正常運転の翔陽。



猫又監督が言った。




「おう そのつもりだ！」




予想外の言葉にそちらを振り返る。




「“もう一回”がありえるのが練習試合だからな




　それに嬢ちゃん、見てるだけじゃつまらないだろ？

　これは練習試合。
　女子だって入っていいんだぞ」





「！！」





「お、じゃあ次はAも入れてもらえ」




繋心さんにそう言われストレッチを始める。



「夜久、お前次は休め」

「え？」

「嬢ちゃんはウチでリベロだ」

「「え？」」







そう言われた。





それはさすがに夜久さんが……


てか私は夜久さんのリベロの時の腹チラを間近で見たかったのに。←




「あ、はいそうします。なんか今本能が休めと言ったので」



「エッ」

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