40時間目 ページ40
テストが反ってくるらしい。
その前に、悠哉の紹介を行った。
「どーも、金崎悠哉でーす。
得意教科は数学。苦手教科は国語。
そこのカスミヤさんと知り合いなんだよねー
それから、派遣された暗殺者だからよろしくぅ」
席は予想通り僕の隣。
カルマくんがめっちゃ興味示してた。
「新しい仲間も増えたことですし…………
テスト、返しましょうか………………」
やけに暗い殺せんせー。
吹き出した僕は悪くない。
結果は予定通りだった。
隣の席のカルマくんににっこり笑う。
「頑張ったね、数学」
『昨日家で丸１日勉強してたからねぇ』
「ちなみにユーヤくんは？」
「俺？494点」
「……じゃあ、さ。３人で」
『賛成でぇす』
「同じくでぇす」
意味深に笑って席を立つ。
勿論音は立てずに。
「……君たちに顔向けできません」
そう呟く殺せんせー。
目線でせーの、と合図をしナイフを投げた。
「にゅやッ！？」
三本のナイフをかわした殺せんせー。
ちょっとイラっときた。
「いいの〜？
顔向けできなかったら俺が殺しに来んのも見えないよ」
『僕たちさ、問題変わっても関係ないよー？
僕は昨日来なかったけどさ、
殺せんせーが前“覚えがいい”って言ってたから……
ちゃんと勉強したんだよねぇ』
でもさ、と告げる。
カルマくんとハモった。
「『Ｅ組出る気ないよ。
前のクラス戻るより暗殺の方が全然楽しいし』」
とどめだ、と悠哉が付け足した。
「目標がなんだか知らねぇけどさ、
これで逃げるってことはさ、殺されんのが怖いんだろ？
あーあ、折角暗殺に来たのに。
殺せないせんせー、こんなに腰抜けだったなんてなぁ……」
便乗してか、クラスのみんなが騒ぎ出す。
逃げるのが、怖かっただけなのかー
それならそうと正直に言えば良かったのに。
その声に殺せんせーが黙っているはずもなく。
「期末テストでリベンジです！！」
クラスには一層笑いが響いた。
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ぼー(プロフ) - 3年前かあ笑笑 (2019年7月30日 17時) (
レス) id: 1f54df7e68 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - イラさん» すいません！間違えて非公開にしてしまっていました‥‥‥。教えてくださりありがとうございます！ (2016年2月14日 21時) (レス) id: a5e0f851ea (このIDを非表示/違反報告)
イラ(プロフ) - ？？？1時間目がない気がします…！気のせいでしたらすいません！！！！ (2016年2月14日 18時) (レス) id: f97e53f344 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - 咲亜さん» ありがとうございます。これから更新はゆっくりだと思いますが、頑張ります。 (2016年1月31日 16時) (レス) id: a5e0f851ea (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - 乃亜ラッテさん» はい。これから更新はゆっくりだとは思いますが、頑張ります。 (2016年1月31日 16時) (レス) id: a5e0f851ea (このIDを非表示/違反報告)
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