24時間目 業side ページ24
俺は、校舎裏に入っていった渚くんとAを追って、二人からは死角の場所で話を聞いていた。
今日から二人の仲は悪くて、それは二日目の編入生の噂としては公に知らされた。
それほど、周りから見て二人の仲が良かった。
過去形だから、今はそうじゃない。
詳しいことは知らない。
でも、俺が思うに悪いのは渚くんだ。
──渚くんはAが好きだ。
見てれば分かる。
彼は何がしたいのかな。
、、、、、、
今のところは、応援できるよ渚くん。
Aに冷たく告げて校舎裏から出てきた渚くん。
彼は俺に気付かず、校庭へ戻って行った。
『ごめんね、渚』
不意に聞こえたその声色は、絶望的で、感情的で……
なにか、凄く深い裏を隠してるような。
影から出てきた俺に気付かないAは、膝に顔を埋めていた。
地面に体育座りしている彼女の頭を撫でて、呟く。
「渚くんは、いろいろと辛いんだよ。
Aも辛いよね。
大雑把にでも、雑にでもいい。
俺に話してくれない？」
それは、一つの可能性だった。
なにかを塞ぎ混んでいる、隠してる彼女が俺に話してくれるとは思っていなかったけど、
少しでも俺に頼ってくれたら──なんて。
「…………別に、強制はしないんだけどさ」
顔を伏せている彼女を見るも、反応ナシ。
もう駄目かな、そう思って皆の元へ戻ろうとすると──
『…………死んだんだよ』
小さな声が聞こえた。
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ぼー(プロフ) - 3年前かあ笑笑 (2019年7月30日 17時) (
レス) id: 1f54df7e68 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - イラさん» すいません！間違えて非公開にしてしまっていました‥‥‥。教えてくださりありがとうございます！ (2016年2月14日 21時) (レス) id: a5e0f851ea (このIDを非表示/違反報告)
イラ(プロフ) - ？？？1時間目がない気がします…！気のせいでしたらすいません！！！！ (2016年2月14日 18時) (レス) id: f97e53f344 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - 咲亜さん» ありがとうございます。これから更新はゆっくりだと思いますが、頑張ります。 (2016年1月31日 16時) (レス) id: a5e0f851ea (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - 乃亜ラッテさん» はい。これから更新はゆっくりだとは思いますが、頑張ります。 (2016年1月31日 16時) (レス) id: a5e0f851ea (このIDを非表示/違反報告)
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