22時間目 ページ22
『ねーねーカルマくん、なんでそんなに不機嫌なのさー』
渚がビッチねぇさんの尋問から帰って来て、ビッチねぇさんが端末をいじっていた。
「………………別にー」
『なんだよぅ気になるじゃんかよぅ』
少々ふざけてみるも無反応。
仕方なくカルマくんに話しかけるのをやめる。
机の中から数学の教科書を出して、勉強。
数学は本当にヤバイから、この先の中間テスト危ういんだよねー。
ほら、カルマくん494点だしさ、メグちゃん364点じゃん。
僕前のテスト446点でさー、確かに女子１位だけどカルマくんに馬鹿にされるでしょ。
『………………二次方程式って何』
「そんなのも分かんないの？」
頭を抱えると隣から聞こえる声。
『……仕方ないんだよ。僕式は苦手なんでね。図形専門なんだよ』
苦笑すると頭を叩かれた。なんなの。
というよりこれは本格的にヤバイ。
──と、集中してたのかいつの間にかVとBの発音練習に。
『ふつーにBitchでいいでしょー？
-Vicてガラじゃないじゃんビッチねぇさん』
「アンタ無駄に発音いいわね。ディープも上手かったじゃない。
私の弟子にならな──
アンタ私のこと馬鹿にしたでしょ！！」
怒られた。くそう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 361人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぼー(プロフ) - 3年前かあ笑笑 (2019年7月30日 17時) (
レス) id: 1f54df7e68 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - イラさん» すいません！間違えて非公開にしてしまっていました‥‥‥。教えてくださりありがとうございます！ (2016年2月14日 21時) (レス) id: a5e0f851ea (このIDを非表示/違反報告)
イラ(プロフ) - ？？？1時間目がない気がします…！気のせいでしたらすいません！！！！ (2016年2月14日 18時) (レス) id: f97e53f344 (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - 咲亜さん» ありがとうございます。これから更新はゆっくりだと思いますが、頑張ります。 (2016年1月31日 16時) (レス) id: a5e0f851ea (このIDを非表示/違反報告)
白黒(プロフ) - 乃亜ラッテさん» はい。これから更新はゆっくりだとは思いますが、頑張ります。 (2016年1月31日 16時) (レス) id: a5e0f851ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
