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デカすぎるノミ ページ9
一発かまされたキルアはその状態でしばらく立ち止まっていた
髪も立っていていつものキルアに思えないww
あ】大丈夫？キルア
キ】ﾁｯ 、あいつむかつく！
ぶちかまされたことでかなり頭に来たようだがw
フンコロガシを追いかけて再びキルアと並んで走り出す
突然、左方向からすごいスピードで何かが飛んできて私の腕に当たった
あ】くっ……
キ】姉貴！？
その威力で少し飛ばされキルアにぶつかってしまったがすぐに体勢を立て直して腕についているやつをとってみる
キ】何だこれ！？
あ】…え、何これキモ、ノミ…にしてはでかすぎない？
もう一発飛んできて次はキルアのこめかみに当たった
あ】キルア！
今度もキルア、しかし場所が首だった
こいつ、太い血管のとこ狙ってるのか！
場所がどこから撃ってきているのかわからない、先に場所の把握をしないと攻撃しようにもできない！
キルアは円ができないから、私が居場所を突き止めなきゃ…
また撃ってきた、今度は私の左足側部
腕の血も、キルアのこめかみの血も止まらない
ノミの口から血を固まらせない液が分泌されているとか…？
可能性がないわけではないか
次はキルアの右腕内側
次私に撃ってくれれば場所の確定は出来る！
これ以上キルアに傷を作らせちゃいけない！
早く、位置を確定しなければ…
あ】キルア！私の後ろにいて…
キ】はっ！？何言ってんだよ！
あ】いいから早く！
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作者名：アオイ | 作成日時：2014年3月9日 14時
