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瀕死状態 ページ17
キ】７歳だったかな…まぁいいや、急がなきゃ無駄口が過ぎたな…
それにしても出血が多い
そろそろ意識が朦朧として来てもおかしくない
するとキルアはパタリと後ろに倒れた
自力で起き上がろうとするが、力が入らないらしく再びうつぶせに倒れた
どんどんキルアから血が溢れていく
あ】キルア！！
どうしよう！これじゃキルアが死んじゃう！
動かしたら余計に血が出るから動かさずじっとさせておいて…
えとこの場合って圧迫の方がいいのか？それとも太い血管を絞める？
そうこう考えているうちにもキルアの血はどんどん広がっていく
キ】姉貴…風呂入ってる見てぇにあったけぇよ
あ】そんなこと言ってる場合じゃない！
ゴンのとこ行くんでしょ！！
キルア！キルア！！
だんだんキルアの意識がなくなっていく…
呆然としているところに来たのは先ほど逃げたはずのイカルゴだった
キ】タコ…
イ】タコって言うなぁぁぁ！！！
半ギレしながらキルアを頭に乗せて走り出すので私も追いかける
あ】なにやってるの
イ】見りゃわかるだろ、仲間裏切ってんだよぉ、カッコわりぃだろ？
もぐりだが医者は知ってるからよぉ、地下水流に乗ればすぐだ！それまでふんばれ！
キ】馬鹿かよ…せっかく…助けて…やったのに…ょぉ、これで…おめぇまで…お尋ねもんだ…
イ】わかってるよ！そんなこと！自分でも分けわかんねぇよ！
すると、目の前に地下水流が見えた
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作者名：アオイ | 作成日時：2014年3月9日 14時
