キルアの姉貴は最強です!! § 4 § (ページ2)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:20,915 hit

誰もいないページ2

キ】あぁ、むかーし仕事で同じように潜伏したことあるんだってさ
ハンターの専用サイトでも同じようなこと書いてあったし、今でも同じ制度使ってる可能性高いぜ？

しばらく話しながら歩いていると森が開けて村が姿を現した

ゴ】村だ

キ】小さいな

ゴ】どうする？

キ】忍び込む

ゴ】そんなことして大丈夫？

キ】生の情報が欲しいんだ、連中のきている服とか階級を識別するバッジだとかは一応用意したけど他にもスパイを見分けるためにいろんな決まりがあるかもしれないから…
データはいくらでも集めておいた方がいい

あ】二人とも、ちょっと待ってて

二人にそう告げて、私は村の方へ行った

建物や岩の影に隠れながら村の様子を観察する

でも、外に出ている奴らは誰一人としていなかった

あ】(怪しい…もしかして…)

次に窓から建物の中を見てみると案の定誰もいなかった

崖の上にいるゴンたちに合図を送ってこちらに来るようにした

早速中に入ってみる

ゴ】もぬけの殻だ、もうみんな首都のペイジンに向かったのかな？

キ】いや何かあったな、それを隠している

キルアは壁の近くの椅子をどかす

そこには銃創が

キ】かなり雑なやり方でね

地面には、引きづられたような血の跡が…

それを追って外に出ると、ある場所で野良犬がわたし達の姿を見て逃げていった

そう、奴らが貪っていたのは人間だ

キ】穴が浅くて野犬に掘り返されたんだな

あ】きっと村人全員ここに埋まってるわね