希望 ページ26
私達は玄関ホールの前で固まっていた。
正確にはこの後どうするかを考えていた。
舞園「まずは、苗木君の妹さんに謝りにいきましょう」
霧切「そうね。何があったのかわからないけど、謝るべきね」
桑田「んでもって、その後は……」
朝日奈「ドーナツ作ろう!!」
桑田「どうしてだよ!!」
大神「朝日奈……。ドーナツは全ての事が終わってからだ……」
やっと話し合いが終わり私は手に持った脱出スイッチを高くかかげた。
A「押すよ!!」
私の手で開く扉。私達の手で開く扉。
私はそっと心の中で誓った。
“苗木君達を希望に染める”
絶望に堕としたらのが私達なら、希望に染めるのも私達の役目だ。
必ず、私は苗木君を希望に染めるよ。
私はそう誓いながら外の世界へ一歩足を進めた。
黒幕side(江ノ島目線)
江ノ島「あの子達はこれからどうするんだろうね。外は絶望なのに」
アタシ達はたったさっき脱出した彼女達の話をしていた。
苗木「さぁ？でも、面白い事になりそうだよね」
戦刃「戦場の怖さを知らないから、すぐに死ぬに一票……」
江ノ島「こえーよ」
やっぱ、残念は残念だったか。つまんない。
苗木「もしかしたら絶望を終らせちゃうかもね」
江ノ島「それはそれで面白いんだけどさー。つまんなーい」
まぁ、それはそれで絶望的か……。でもね、外はそんなに簡単じゃないんだよ？
江ノ島「さぁて、私達も行きますか。絶望の世界に」
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ - 完結おめでとうございます^_^面白かったです^_^苗木君の過去は、悲しくて、ウルッときました。ハッピーエンドは感動しました。良い作品ですね^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2017年9月2日 0時) (
レス) id: 5527d24af4 (このIDを非表示/違反報告)
深夏(プロフ) - シキさん» 他のなら書いてますよ？ (2014年5月13日 17時) (携帯から) (レス) id: 9e98498b21 (このIDを非表示/違反報告)
シキ - 新しい小説書いたら？ (2014年5月13日 9時) (レス) id: 326600860d (このIDを非表示/違反報告)
深夏(プロフ) - シキさん» ハッピーエンド、２つとバッドエンド２つが完成したのと同時に文字数が限界のようで編集できなくなったんです。当初の予定では４つ書いたら完結する予定だったので完結しました。 (2014年5月11日 11時) (携帯から) (レス) id: 9e98498b21 (このIDを非表示/違反報告)
シキ - はい？？ (2014年5月11日 9時) (レス) id: 326600860d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：深夏 | 作成日時：2014年2月16日 20時
