十二話目 ページ12
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医師や看護師の少し引いた「退院おめでとうございまーす……」をさらりと流し、病院の前に停めてあったタクシーに乗り込む。
USJ事件のあと、身体も動かせるくらいまで回復したので婆さんに無理を言って退院させてもらった。
放課後には婆さんの治療を受けること、を条件にだが。
体育祭も近いし、何より意識が戻っているのに病室で何もしないのはいささか不合理すぎるし暇だ。それに身体も鈍る。
タクシーの運転手に住所を告げて目を閉じた。
回復したとは言っても腕は針で突かれるように痛むし、ドライアイも前より酷くなったような気さえする。
また時間空いたとき眼科行くか、そう決めて眠りについた。
_______
「お客さん、着きましたよ」という低い声を聞いて目を覚ました。
もう着いたのかと驚きながら代金を払い、タクシーを降りる。
何日かぶりの家の鍵を開けると、ソファにAの姿が見えた。
「……！消太！退院おめでと、お……お？…………どちら様ですか」
「何ふざけたことぬかしてんだ」
「完全にミイラじゃん、もうハロウィン気分？」
「なわけあるか」
今は4月だ。あと6ヶ月もあるぞ馬鹿なのかこいつは。
Aは俺の包帯まみれの姿を笑いながら代わりに鍵を閉めた。
「あんまりこんな大きい怪我しないでね。びっくりするからさ」
「……」
善処はする、心の中でそう言った。
今回はきっと狼煙。
これからある体育祭も、職業体験も_______……いつ
そんなときに遭遇したら、教師である俺たちプロヒーローは前線に立たなくてはいけなくなる。
生きて帰れると保障されるわけでもない。
でも、
「……分かったよ」
「……うん、良かった！」
Aの笑顔を見て、まだまだ死ねないなと微かに思ったのもまた事実。
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非公開のままでした〜〜っすみません……
そしてハロウィンまでの月数も間違える〜〜馬鹿〜〜()
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倖穂 - アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア アイザワピーポー神。☆ (2018年10月17日 22時) (
レス) id: 1df74019a7 (このIDを非表示/違反報告)
桜音@(プロフ) - 鬼城亜也さん» 本当にありがとうございます…助かりました…！！これからもノロノロ更新ですがよろしくお願いします！ (2018年10月3日 23時) (レス) id: 5ab7bb9a6f (このIDを非表示/違反報告)
鬼城亜也(プロフ) - 桜音@さん» 早めに報告できてよかったです！これからも頑張ってください(^ー^) (2018年10月3日 22時) (レス) id: c11a21ae93 (このIDを非表示/違反報告)
桜音@(プロフ) - 鬼城亜也さん» わ、わ、すごい恥ずかしい間違いをしてしまった……すみません、報告ありがとうございます…！！ (2018年10月3日 22時) (レス) id: 5ab7bb9a6f (このIDを非表示/違反報告)
鬼城亜也(プロフ) - いつも楽しく見させて頂いてます！あの、ハロウィンまで6ヶ月では？ (2018年10月3日 21時) (レス) id: 8eb80150c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜音@ | 作成日時：2018年9月24日 20時
