【ツイステ】UNTITLED Ⅱ (ページ47)

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96話ページ47

｢Aは魔法のセンスが良いんですよ。
あなたのユニーク魔法も制御がかなり難しいもののはず。
問題は、よく知らないまま使っていた、ということです。｣

｢センスだけで魔法を使ったり、そういうところAはフロイドと似てますね。
僕の予想外な事をしてくれる。｣

真剣なアズールと楽しそうなジェイド。
フロイドと似てるってどうなんだろ？

｢でもさー、なんで問題になんの？今使えてるし制御出来てるように見えるならいーじゃん。｣

｢んー、それがあんまり良くなさそうなんだよねぇ。
僕が魔法を使うと疲れるのはそれのせいだったらしくて。
もしそれで暴走とかしたら何が起きるかわかんないじゃん？

それに、もし理解できてちゃんと使えるようになったらもっと色んな魔法使えるようになりそうじゃない？楽しそうじゃん。｣

新しい魔法がちゃんと制御出来るようになればもっと3人の役に立てるかもしれないし。
古代魔法とか、面白そうじゃんか。

｢時間操作魔法や空間固定魔法はかなり高度魔法です。この学園にも使える生徒はかなり少ないでしょう。
上手く使えば壊れたものを直したりすることが出来るようになりますよ。便利な魔法ですが、制御が難しい魔法です。｣

｢ふぅん。治癒魔法と掛け合わせれば早く傷を治したり出来そうだね。｣

｢まぁ、出来なくはないでしょうね。｣

それなら僕の治癒魔法でも大きな怪我を治せたりできるのではないか。

魔法を沢山勉強することと、アズールが手伝ってくれることが決まった。
アズール自身も僕の魔法に興味があるらしく、気合が入っている。

魔法の次は雑魚の締め方だ。

｢は？誰にされたの？オレが締めてくる。｣

｢えぇ、Aに喧嘩を売ったことを後悔してもらわねばなりません。｣

｢待って待って待って！？なんでそうなる！？
僕は自分で対処できるようになりたいの！

だからジェイドとフロイドの体の上手な使い方を教えて欲しくて。
ほら、2人ともつよいじゃん。｣

とりあえず体の動かし方を覚えないとね。
2人の取り立てにでもついて行くか。
それが一番早い気がする。

武器のことはまだ話していない。
まだ実現するかどうか分からないものを話すのはどうかと思ったからだ。

｢Aは僕達双子よりも体が小さいのでその小ささを活かした立ち回りが良さそうですね。｣

｢ジェイド喧嘩売ってる？｣

｢まさか。｣

絶対わざとだな。
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身長が低いのは気にしています。