13話 ページ14
楽しくなる、なんて言われて承諾しない奴がいるだろうか？
今でも毎日が楽しいのにさらに増えたらどうなるだろう？
アズールは嫌がるかな？
嫌がったら離れればいいや。
｢あはは。いいね、君たち面白い。いいよ。行こう。｣
嬉しそうに後ろを着いてくる双子。
ジェイドとフロイド
新しい仲間ができた瞬間だった。
アズールは最初はあまりよく思ってなかったようだが、2人が何度も話しかけてきては一緒にいるようになって、今では仲良し4人組と言った感じになった。
常に4人一緒にいる、という訳でもないが。
特にフロイドの方はかなりの気分屋なようで
急に居なくなることも多々ある。
ジェイドはあまり気にしていないのか
見えるところにいなくても近くにいるから大丈夫、と言っているので大丈夫なんだろう。
ジェイドの方が僕らと一緒にいる時間が長い。
でも3人とも僕が一人でいなくなるのを嫌がる。
フロイド、お前は一人でいなくなるくせに僕はダメなのか。
先程、僕のセミロングの髪を見て最初は女の子だと思ったと明かしてくれた。
確かに、切ったのは引きこもる前。
あれから数年経っているので髪は伸びていた。
｢はぁあ？？僕が女の子？
ちょっと冗談もほどほどにしてよ。｣
呆れながらそう返すと
｢ですが、Aのその髪は少し長すぎません？ジェイドの言うように、後ろから見ると間違えても仕方ありませんよ。｣
まさかアズールまでそんなことを言うなんて思ってなかった。
｢Aは女の子になりたいの〜？｣
｢フロイド！変な事言うなよ。自分じゃ切れないんだよ。変になったら嫌だし特に気にしてないから放ったらかしなだけで。｣
アズールとジェイドがなにか考えるように黙り込む。
いいじゃん、髪くらい。
｢あは、ふわふわしてて女の子みたい。｣
フロイドは僕の髪を弄りながら楽しそうだ。
そんなに女の子っぽいだろうか？
そこまで言われるとさすがに傷つくな……。
｢じゃあ、誰か切ってよ。｣
そう言って3人を見る。
驚いているようだが、一番最初に口を開いたのはジェイドだった。
｢では、僕が切ってあげましょうか。｣
2人はなにか言いたそうだったが僕がジェイドにお願いするよと言ったため不満そうなまま何も言わなかった。
髪は放課後に切る事になり
その日は3人と仲良く授業を受けた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
めっちゃ端折ってます。すみません。
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黒梦(プロフ) - 紅紐さん» 見に来てくれてありがとうー！！！！そう言って貰えてめっちゃ嬉しい！！頑張って続きも書く！！！！ (2020年12月6日 15時) (
レス) id: 56087ab723 (このIDを非表示/違反報告)
紅紐 - 紅紐だよ！！！！！好き！！！ねぇこれ好き！！！これから続編まで一気に見てくる！！！！！ (2020年11月29日 7時) (レス) id: ae3c69c326 (このIDを非表示/違反報告)
黒梦(プロフ) - ウツボだよ☆さん» あわわわ死なないで〜！ありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！ (2020年10月18日 23時) (レス) id: 61a2d14e4f (このIDを非表示/違反報告)
ウツボだよ☆ - グハァｯｯｯこの作品僕好きデスゥッッッﾁｰｰｰｰﾝ(死亡) (2020年10月17日 19時) (レス) id: 5d8b13751b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒梦 | 作成日時：2020年10月4日 2時
