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恐怖 ページ9

『これ、外して』




リビングで腕と足を鎖で繋がれていた


「なんで」

『なんでって…俺は、あなたとは』



「あなたも私を1人にするの?」

『っ…』




両頬を掴まれた顔はそのまま上へと持ち上げられる。




怖い



「ここにいなさい」

『いやだ…』

「言うことを聞きなさい」

『ふざけるな』




直後腹を思い切り蹴られ口から酸素が放り出され苦しそうに呻く


『ゲホッ!』


何回も何回も顔を殴り、体を蹴り痛みを与えた






『う”っ…あ”…』



髪の毛を掴んでいた手は離され床に頭を強く打ち付けた

視界が歪み目の前のその人は笑いながらこちらを眺めていた




「逃げたところであんたに居場所なんて無いのよ」

『!』


「ここにいるしかないの、私と一緒に外の世界と孤立をして。2人だけで」



優しく抱きしめるそいつはいやらしい手つきで体を撫で回す。
吐き気がして仕方がなかった



『俺は…』

「ん?」




『俺の人生は俺が決める。生き様で後悔しないために』





「…そう




お仕置よ」

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時雨 - 完結おめでとうございます。そして…素敵な作品を作って下さったこと心より感謝申し上げます。本当にありがとう! (2021年8月21日 22時) (レス) id: 3067d420d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:テララ | 作成日時:2021年7月1日 2時

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