検索窓
今日:18 hit、昨日:9 hit、合計:10,298 hit

有耶無耶 ページ5

『う”…あ”…』



煉獄先生の顔が見えない、視界がどんどんぼやけていく中足音だけが聞こえた





「失礼します…タクシー呼びま…え?兄上?」







一瞬体が硬直した千寿郎は直ぐに行動に移した



「兄上!!!」

「はっ」



千寿郎の呼び掛けに煉獄は直ぐに自分が何をしたのかを理解した

その細い首から手を離すと赤黒く手形がクッキリと残っていた


これ程力を入れて首を圧迫されては最悪”死”






『ゲホッ!ヒュッ…ヒュッ』

「Aさん!!」



目に涙を貯め酸素を取り入れようと胸を抑えながら息をするA、そしてその背中を優しく摩る千寿郎


「ゆっくり、息を吸ってください」

『はっはっ…!!』





煉獄は震える手を見つめながらその場に座り込んでいた



「ちが…おれは…なんて事を…A」

『っ!!』



伸ばされた手









【やめ…助けて】









フラッシュバック






『うぁぁぁあ!!!』





荷物も持たず靴も履かずAは煉獄家を飛び出した

有耶無耶→←有耶無耶



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
175人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

時雨 - 完結おめでとうございます。そして…素敵な作品を作って下さったこと心より感謝申し上げます。本当にありがとう! (2021年8月21日 22時) (レス) id: 3067d420d6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:テララ | 作成日時:2021年7月1日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。